この記事では呪術廻戦第8巻無料読みできる記事!62話から70話を全ネタバレについて紹介します。
呪術廻戦(じゅじゅつかいせん)第8巻無料読破!第62話から70話まで紹介!【最新】の内容を分かりやすく、読破していただけるようになっております。
今回のテーマは懐玉ですね。話の展開が速いので読みやすいです。そろそろ色々な登場人物の性格や術式が分かってきましたね!とりあえず五条最強!
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呪術廻戦コミックネタバレ一覧
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第62話 起首雷同 捌
逃げる壊相
「心配しなくてもすぐに兄貴も送ってやるわ」弟にトドメを刺した釘崎は宣言しました。
「血塗…」
弟の名前を呼びながら涙を流す兄。その姿を見て虎杖は手を止めてしまいます。
「コイツなんで消えない?まだ生きて…違う、呪霊じゃない、肉体があるんだ!!」
弟の死体をみて釘崎のても止まります。すると後方から軽トラックが現れ、2人の間を抜けて行きます。
油断していた2人は一瞬、呪霊から意識を外してしまいます。
2人の間を抜け、呪霊の方に向かっていたトラックのの荷台に兄の呪霊は乗り込んでいます。
「スピードを上げろ!ブレーキを踏めば殺す!!」
そう運転手に命令します。言われた通りスピードを上げる運転手。
そして助手席の男を人質にとった呪霊は虎杖たちに追うなと命じます。
「この2人、特にあの女は傷を癒し確実に殺す」呪霊は逃げながら弟の仇を打つことを誓うと共に、弟を弔ってやれないことを悔やみます。
一方、釘崎は次の行動に出ていました。
渾身の共鳴り!
「芻霊呪法〝共鳴り〟!!」
渾身の共鳴りを発動させた釘崎。トラックの荷台にいた呪霊は車体の下へと崩れ落ちます。
「ごめん」虎杖の拳が呪霊を貫きます。
その頃、呪霊たちのアジトで、呪霊たちの長男は2人の死を感じます。
「夏油、株券…弟が死んだ」宿儺の指一本程度に弟たちがやられる訳はないと疑問を持つ長男。
「報告が入ったよ」携帯を開いた夏油は続けます。
「2人を殺したのは…呪術高専1年、虎杖悠仁とその一派だ」
第63話 共犯
命の重さ
「釘崎大丈夫か?」
釘崎を心配する虎杖に平気な様子の釘崎ですが、虎杖は身体を心配したわけではありませんでした。
呪霊だと思って戦っていた敵は人間体を受肉した呪詛師だったのです。
「初めてなんじゃねぇかと思って、祓うんじゃなくて殺したの」実は虎杖本人が心を痛めていました。
「…アイツ泣いたんだよ…目の前で弟が死んで」釘崎は答えます。
「そっか、私たち共犯ね」
虎杖の心が少しでも軽くなる様に。「ふっ…伏黒?」虎杖と釘崎は倒れている伏黒の元にいました。
「おっ戻ったか、良かった無事で」伏黒は2人に気付いて起き上がります。
「ビビったーっ!死んでんのかと思ったーっ!!」
安心する虎杖たち。宿儺の指を持ったまま気絶するのは不用心過ぎると釘崎が注意をします。宿儺の指は呪霊の力を強める程の呪物。
持っているだけで呪霊を呼び寄せます。「俺食べようか?」虎杖が提案しますが、それを否定する2人。
宿儺が指を
「一番元気そうなお前に渡す。念を押すが食うなよ」伏黒は一旦、虎杖に預けることを決めます。
受け取ろうと手を差し出すと、虎杖の掌に口が現れ指を食べてしまいました。虎杖の中の宿儺が指を取り込んでしまいました。
仕方がないと引き上げる3人。
「じゃ、帰るか」
虎杖と伏黒
虎杖がいない場所で、伏黒と釘崎が話をしています。
「虎杖に共振の話はするな」伏黒が言います。
虎杖が宿儺の指を食べたことで、宿儺の指を取り込んでいた呪霊たちに影響が出たことを釘崎にこっそり話す伏黒。
「言うなよ」「言わねぇよ…レディの気遣いナメんな」念を押す伏黒と答える釘崎。2人の虎杖への優しさが見えます。
「オマエのせいだ」
一方、虎杖は自身の中の宿儺から共振の事実を知らされています。
「オマエがいるから!人が死ぬんだよ!」さらに続ける宿儺。「おい!それ伏黒に言うなよ」虎杖を助けたことで人が死んだ。
伏黒にその責任を負わせたくないと虎杖は気遣います。互いを思い合う虎杖と伏黒でした。
その頃、呪術高専では禪院真希、パンダ、伏黒恵、釘崎野薔薇、そして虎杖悠仁の5人が呪術師の中でも位の高い一級術師へと推薦されていました。
第64話 そういうこと
1級術師になる条件
〝2名以上1級術師からの推薦された者は現役の1級、または1級相当の術師と共に幾度か任務をこなす。そこで適正アリと判断されれば準1級へと昇格し、単独での1級任務に指名される。その任務の結果如何によって正式に1級術師になるかどうか決まる。〟
これは1級術師になる条件です。
禪院真希、パンダ、伏黒恵、釘崎野薔薇、そして虎杖悠仁の5人を1級に推薦したのは、東堂と冥という女の2人でした。
2人は卓球をしながら話しています。
勝手に虎杖の親友を名乗る東堂は、自分が虎杖の担当に選ばれると確信しているようですが、推薦者が担当になる事はないと知り、落ち込みます。一方、任務を終え、1人で歩く釘崎に1人の女性が話しかけてきます。
「虎杖くんと一緒にいませんでした?」2人はファミレスに入り話をしています。
恋する少女
女性の名前は小沢優子は虎杖の中学時代の同級生で、中学までは太っていましたが、今は身長が15cmも伸び、体系もスリムになって別人のようです。
釘崎に中学時代の写真を見せると、驚きの表情を浮かべます。そして、小沢の横には虎杖の姿が映っていました。
卒業式の日に勇気を出して声をかけ、写真を撮ってもらったという小沢。「つまり…そういうことね!?」釘崎は尋ねます。
「はい!そういうことです!」釘崎は直ぐに電話をかけます。「おい、なんなんだよ」ふたりの前に現れたのは不機嫌そうな伏黒でした。
「オッス伏黒ォ!虎杖って彼女いる?」直球な質問をする釘崎は、小沢の事を説明します。「つまり…そういうことか!?」話を聞いた伏黒は尋ねます。
「ええ、そういうことよ!」伏黒も真剣な顔になり席に着きました。
「彼女はまずいないだろうな」伏黒の分析が始まり、虎杖に彼女がいないことが分かります。
伏黒が話し終えると、小沢は虎杖のタイプを尋ねます。「背が高い子が好きって言ってたな」その発言を聞いて乾杯をする釘崎と小沢。
釘崎は虎杖をファミレスに呼び出します。「伏黒もいんじゃん」直ぐに現れた虎杖。ここで釘崎は自分の失態に気が付きます。
小沢は15cmも身長が伸び、体系も真逆になっていることで、虎杖が気付かずに小沢を傷つけるのではないか…。
「あれ!?小沢じゃん、なにしてんの?」虎杖の対応に満点を上げる釘崎と伏黒。中学時代、虎杖は友人に好きな人を聞かれ、強いて言うなら小沢、と答えていました。
太って嫌われていた自分の中身を褒めてくれた虎杖に小沢は恋をしたのです。今の小沢は、昔とは正反対で見た目が良くなっています。
「またな!」笑顔で別れの挨拶をする虎杖。小沢は見た目が良くなった自分なら、と中身を見てくれた虎杖とは違う考えを持った自分に嫌悪感を抱いたのか、思いを伝えることは出来ませんでした。
第65話 懐玉
女性術師
「どこまで続くのよ、この廊下」
いわくつきの屋敷に、呪いを祓いにやってきた二人の女性術師ですが…
どうやらずっと同じ廊下を歩かされているようです。
「ざっと30分、15キロメートルくらい移動したかな」
「途中付けた印も見当たりませんね」
自分たちの動きに合わせて、呪霊が廊下をツギハギしているのでは?と二人は考えます。
ならば、と、二手に分かれて呪霊がツギハギするより速く動くことで、結界の外へ出ようとするのですが…
「助けに来たよ~。歌姫」
上空から現れた五条が、屋敷の天井から床まで、力技で一気に破壊してしまいます。
「泣いてる?」という五条の軽口に、助けられた歌姫が「泣いてねぇよ!!敬語!!」とキレ気味に答えます。
五条はこの時点で呪術高専2年、歌姫は2級術師です。
「泣いたら慰めてくれるのかな?是非お願いしたいね」
そしてもう一人の女性術師である冥冥は1級術師です。
「冥さんは泣かないでしょ、強いもん」
高専時代の五条と夏油
「五条!私はね!助なんて――」
五条に怒りを向ける歌姫でしたが、背後の瓦礫の中から巨大な呪霊があらわれます。
そして歌姫が振り向くより早く…
呪術高専2年の夏油傑が、さらに巨大なワーム型の呪霊を操って、歌姫を襲おうとしていた呪霊をバグンっ、と咥えさせます。
「飲み込むなよ、後で取り込む。悟、弱いものイジメはよくないよ」
夏油はナチュラルに歌姫を弱いもの扱いしてしまい、怒りの形相でにらまれます。
「歌姫センパ~イ、無事ですか~?」
呪術高専2年の家入硝子も姿を現し、歌姫が飛びついて抱きしめます。
「硝子!アンタはあの2人みたいになっちゃダメよ!!」
「あはは、なりませんよあんなクズ共」
呪霊の結界に閉じ込められていた歌姫と冥冥でしたが、内と外で時間がズレていたようで、外では2日も経過していたようです。
「それはそうと君達。”張”は」
冥冥に言われ、あ…という顔になる五条、夏油、硝子の三人。
どうやら帳を張るのを忘れてしまっていたようです。
二人での任務
五条が帳を張らずに破壊した洋館ですが、ガス管の経年劣化による爆発事故、という形で処理されます。
どうやら五条は、「帳は自分で降ろすから」と言って補助監督を置き去りにした挙句、結局その帳を下すのを忘れてしまったようです。
五条は1級術師である夜蛾正道から、教育的指導として、拳骨を食らわされるのでした。
「そもそもさぁ、帳ってそこまで必要?別に一般人に見られたってよくねぇ?」
教室でぐだる五条に、「駄目に決まってるだろ」と夏油が答えます。
「呪霊の発生を抑制するのは何より人々の心の平穏のためだ」
夏油は説明を続けようとしますが、「分かった分かった」と五条が嫌そうに言います。
「弱いやつらに気をつかうのは疲れるよホント」
「弱者生存。それがあるべき社会の姿さ」
「呪術は非術師を守るためにある」と夏油は言いますが…
「それ正論?俺、正論嫌いなんだよね」と五条が挑発的な表情で言い返します。
徐々に喧嘩腰になっていく二人を見て、硝子がそそくさと教室から逃げ出します。
「外で話そうか。悟」
「寂しんぼか?一人でいけよ」
そこへ夜蛾があらわれると、二人は即座に喧嘩を中断し、何事もなかったかのようにふるまいます。
「この任務はオマエ達2人に行ってもらう」
夜蛾にそう言われた五条と夏油は、露骨に嫌そうな表情を浮かべます。
「正直荷が重いと思うが、天元様のご使命だ」
天元様の使命と聞いて、五条と夏油も「!!」と真剣な表情に変わります。
「依頼は2つ。”星漿体”天元様との適合者。その少女の護衛と、抹消だ」
夜蛾が五条と夏油に依頼すると同時に、依頼対象と思われる少女の姿が描かれます。
バスタブでお湯に浸かっている黒髪の少女は、無表情で虚空を眺めているのでした。
第66話 懐玉 弐
天元様と星漿体
「少女の護衛と抹消ォ??」
矛盾した任務内容を言い渡された五条は、「ついにボケたから」と隣に座る夏油に声をかけ、夜蛾をディスる発言をします。
「春だしね。次期学長ってんで浮かれてるのさ」
夏油も割とノリノリで毒舌を吐いてから、改めて夜蛾に任務について質問します。
「冗談はさておき。天元様の術式の初期化ですか?」
「冗談で済ますかは俺が決めるからな」
話についていけない五条に説明する形で、夜蛾が天元様についての解説を始めます。
「天元様は”不死”の術式を持っているが、”不老”ではない。ただ老いる分には問題ないが、一定以上の老化を終えると術式が肉体を創り変えようとする」
その結果、天元様は人でない高次の存在へと進化し、その段階に至ると意思すらなくなってしまうようです。
夜蛾の説明を引きついで、今度は夏油が解説を始めます。
「高専各校、呪術界の拠点となる結界、多くの補助監督の結界術。それらすべてが天元様によって強度を底上げしている。あの方の力添えがないと防護や任務の消化すらままならない」
最悪の場合、天元様が人類の敵となってしまう可能性もあり、それを避けるため500年に一度、天元様と適合する人間…
『星漿体』と同化して肉体を一新、術式効果も振り出しに戻り進化は起こらない…ということのようです。
「成程。メタルグレイモンになる分にはいいけどスカルグレイモンになると困る。だからコロモンからやり直すって話ね」
説明を聞いていた五条は、デジモンに例えることで自分なりに理解を終えたようです。
『Q』
天元様や星漿体についての解説が終わったところで、改めて夜蛾が任務について説明します。
星漿体の少女ですが、その所在が漏れてしまったようで、大きく分けて2つの団体から命を狙われているようです。
「天元様の暴走による現呪術界の転覆を目論む、呪詛師集団『Q』!」
一つ目の団体である『Q』は、軍服のような格好に身を包み、Qと書かれた帽子をかぶっている連中のようです。
「天元様を信仰崇拝する宗教団体、盤星教『時の器会』!!」
二つ目の団体『時の器会』は、米印のようなものを組み合わせた、独特のマークを旗印としているようです。
「天元様と星漿体の同化は2日後の満月!!それまで少女を護衛し、天元様の元まで送り届けるのだ!!」
任務の重要性を示すかのように、夜蛾は五条と夏油に対し、力強く叫びます。
「失敗すればその影響は一般社会にまで及ぶ。心してかかれ!!」
五条と夏油はさっそく護衛対象である星漿体の少女の元へ向かいます。
「呪詛師集団『Q』はわかるけど、盤星教の方はなんで少女殺したいわけ?」
五条の疑問に夏油が答えます。
「崇拝しているのは純粋な天元様だ。星漿体…つまりは不純物が混じるのが許せないのさ」
とはいえ、盤星教は非術師の集まりであり、警戒すべきはQの方、と夏油が言いますが…。
「まぁ大丈夫でしょ。俺たち最強だし」
自販機で買ったジュースを飲みながら、余裕を見せる五条。
そんな五条に夏油が忠告してきます。
「悟、前から言おうと思っていたんだが、一人称俺はやめた方がいい」
目上の人の前では「私」か最低でも「僕」にしな、という夏油に、あ”?と五条が怒りを見せます。
そして目的のマンション付近まで到着した二人でしたが…
マンションの一室からボンッと爆発が起こります。
「これでガキんちょ死んだら俺らのせい?」
五条が軽口をたたく中、夏油は臨戦態勢に入ります。
そして二人の見ている前で、爆発のあったマンションの一室から少女が外に投げ出され、落下していきます。
「悪く思うなよ」
少女を投げ捨てたのは「Q」の戦闘員・コークンでした。
「恨むなら天元様を恨み、なっ!?」
驚くコークン。
地面に激突するはずだった少女は、夏油がエイ型の呪いを操作して空を飛んでキャッチしていたのでした。
伏黒の父が登場
星漿体となる少女を抱えたまま、空中でコークンとにらみ合う夏油。
一方、下で様子を見ていた五条にも、Qの戦闘員であるバイエルがナイフを投げて攻撃してきます。
投げられたナイフは五条の寸前でビタビタビタ、と空中で停止。
「素晴らしい。君、五条悟だろ。有名人だ。強いんだってね」
拍手しながら近づいてくるバイエル。
五条は戦闘のルールを決めよう、と言い出します。
「泣いて謝れば殺さないでやるよ。これがルールね」
「クソガキが」
五条と夏油、それぞれ戦闘が始まりそうな雰囲気の中…
少し離れた場所から、様子を見ている二人の男がいました。
「始まったな。盤星教には呪術師と戦う力がねえ。でも金払いはいいぞ。それは保証する」
スーツ姿の男はそう言うと、もう一人の男を見て続けます。
「どうだ禪院。星漿体暗殺、一枚噛まないか?」
禪院、と呼ばれた男は、「もう禪院じゃねえ。婿に入ったんでな」と応えます。
「今は伏黒だ」
伏黒恵と同じ苗字、顔だちもよく似たその男は…
「いいぜ、その話受けてやる」
不敵に笑いながら誘いに乗るのでした。
第67話 懐玉 参
前回、Qの戦闘員コークンと戦闘になった夏油でしたが…すでに勝負はついていました。
夏油の操る呪いに拘束され、身動きできない状態で命乞いをするコークン。
夏油は携帯をいじりながら、コークンをおちょくります。
「学生風情がナメやがって…!!」
腹をくくったコークンは命乞いをやめ、Qの最高戦力であるバイエルの名前を出して夏油を脅しにかかります。
「ねえ、バイエルってこの人?」
夏油が携帯の画面をコークンに見せます。
画面にはピースサインをしている五条と、鼻血を出して倒されているバイエル。
「……この人ですね」
星漿体の少女を狙っていた呪詛師集団「Q」ですが…
最高戦力バイエル離脱リタイアによって、早くも組織そのものが瓦解したようです。
謎の男は
前回登場した伏黒父?は競馬場で馬券を買っていました。
伏黒父?に星漿体の少女暗殺を依頼した仲介役は、依頼者に報告しなければいけないため、仕事ぶりを尋ねに来ます。
「相手は五条家の坊だぞ。ノコノコ出て行ったところでなんもできねーさ。まずはバカ共を使って削る」
伏黒父?は削りのために、依頼で得た手付金を全て使ってしまったようです。
「心配しなくても全額返ってくるさ。このレースみてぇにな」
自信満々に馬券を見せてレースを見守る伏黒父?でしたが、見事に予想を外します。
「オメェは楽して稼ぐの向いてねぇよ。頼むぜ、”術師殺し”」
仲介役の男はそのまま去ろうとしますが、ああそうだ、と何かを思い出して言います。
「恵は元気か?」
伏黒父?は頭に軽く手を当てて、考えるような素振りを見せながら、無表情に答えます。
「……誰だっけ」
天内理子
夏油と合流した五条。
五条が星漿体の少女・天内理子あまないりこを抱きかかえて様子を見ていると…
丁度目を覚ました理子からビンタをくらわされます。
「下衆め!わらわを殺したくば、まずは貴様から死んで見せよ!」
イラつく五条をおさえ、夏油が優しげに声をかけて理子を落ち着かせようとしますが…。
「嘘じゃ!嘘つきの顔じゃ!!前髪も変じゃ!!」
キレた夏油と五条は、それぞれ理子の両手、両足を持ち、前後にギリギリとひっぱり始めます。
「ぃいやー!!!不敬ぞー!!」
「おっ、おやめっ下さい!」
星漿体の世話係である黒井美里くろいみさとが二人を止め、理子にも二人が味方であることを伝えます。
「思ったよりアグレッシブなガキんちょだな。同化でおセンチになってんだろうから、どう気を遣うか考えてたのに」
そんな五条の言葉に対し、理子は「いかにも下賤な者の考えじゃ」と言います。
「貴様のように同化と死を混同している輩がおるが、それは大きな間違いじゃ」
同化をした後も意思・心・魂は生き続ける、と、天元様と星漿体の同化について説明を始める理子でしたが…
五条と夏油は理子の話を無視して、お互いの携帯を見せ合いっこします。
「待ち受け変えた?」
「井上和香」
わざとらしく無視する二人に、「聞けえ!!」と理子がキレます。
「あのしゃべり方だと友達もいないじゃろ」
「快く送り出せるのじゃ」
二人に口調をおちょくられた理子は、「学校じゃ普通にしゃべってるもん!!」と顔を真っ赤にして言い返します。
「…学校!!」
学校のことを思い出した理子は、そのまま自分が通っている廉直れんちょく女学院の中等部へ向かってしまいます。
伏黒父の策
「さっさと高専戻った方が安全でしょ!!」
夜蛾に電話で文句を言う五条でしが…。
「天元様の命令だ。天内理子の要望には全て応えよと」
ゆとり極まれりだな、と不快感をあらわにする五条でしたが、夏油は理子に一定の理解を示します。
「同化後、彼女は天元様として高専最下層で結界の基となる。友人、家族、大切な人たちとはもう会えなくなるんだ。好きにさせよう。それが私たちの任務だ」
世話係の黒井が、理子には家族がいないことを伝えると、「それじゃあアナタがご家族だ」と夏油が笑顔で言います。
そう言ってもらえた黒井は、感情を抑えつつも、「…はい」と、少し嬉しそう答えます。
「傑、監視に出してる呪霊は?」
五条に聞かれて、周辺に配置している呪いの状況を確認する夏油。
冥冥のように視覚共有はできませんが、異常があればすぐに察知することができます。
「悟、急いで理子ちゃんのところへ。2体祓われた」
夏油の操る呪いを払ったのは、紙袋をかぶった大男と、頭に布を巻いて眼鏡をかけた老人でした。
「おいしいよなぁ。術師でもない、居場所も割れてる厨房殺して3000万。おいしいなぁ」
二人は賞金稼ぎの呪詛師であり、ネットに掲載された天内理子の暗殺依頼を見てやってきたのでした。
天内理子の暗殺依頼を、懸賞金や情報と共にネットに流したのは、伏黒父。
伏黒父は舌なめずりしながら、仕掛けた策の成り行きを見守るのでした。
第68話 懐玉 肆
見張りにつけていた夏油の呪霊が何者かによって祓われました。
異変に気付いた五条たちはすぐに動き出します。
「天内は!?」五条は星漿体である天内の場所を尋ねます。天内は普段は大学生。今は音楽の授業を受けているようです。
「この時間は音楽なので音楽室か礼拝堂ですね」
天内のお付きである黒井が五条の問いに答えます。「悟は礼拝堂、黒井さんは音楽室、私はアンノウンを」夏油はすぐに指示を出し、3人は別々に動き出しました。
夏油が廊下を進むと・・・
「おお、その制服は」
そう言いながら式神を発動する老人がいます。呪術高専の制服を見て臨戦態勢に入る老人。夏油を自分の操る呪霊を呼び出し、臨戦態勢となります。
「呪霊操術か!!」
夏油の術を見て驚く老人。夏油の方が力が上だということを認識していました。しかし、熟練の老人は夏油の動きから様々な情報を読み取っています。
「近接戦闘が苦手!」
夏油の下がる動作を見て、そう判断する老人。単純な力勝負ではなく、相手の隙をついて近接戦に持ち込もうと考えます。
「色々考えてるみたいだけど・・・意味ないよ」
アンタ誰?
夏油は廊下を埋め尽くすほど大きな呪霊を放ち、老人の逃げ場をなくして攻撃を仕掛けました。
「さて・・・あと1人か」老人を倒し、次の敵を捜しに行く夏油。次の瞬間、横の窓を老人が突き破り現れます。
「殺った!」
老人は勝利を確信しました。しかし・・・老人の目の前には幼い頃、共に過ごした愛犬が現れます。
「・・・走馬灯・・・」
気付くと、老人は夏油に何度も殴られ、その場に倒れこみます。夏油はわざと下がる動きを見せ、老人を誘ったのです。
「アンタQ?それとも盤星教?」
老人に尋ねる夏油。その頃、礼拝堂にいる天内のすぐそばに、新たな敵が迫っています。
第69話 懐玉 伍
「天内!!」
礼拝堂に飛び込んだ五条。
星漿体である天内理子は無事でしたが…
五条は他の生徒たちから、天内の彼氏だと勘違いされてしまいます。
グラサンとってよ、という生徒たちからのリクエストに応え、ノリノリで素顔をさらすなど、調子に乗る五条。
先生からもこっそりTEL番を書いたメモを渡されるなど大人気です。
「にぎやかな学校だな」
「バカ者!!あれ程みんなの前に顔を出すなと」
ムリヤリ礼拝堂から連れ出された天内はご立腹ですが…
五条は手短に「呪詛師襲来、後は察しろ」と伝えます。
「このまま高専行くぞ。友達が巻き込まれんのは嫌だろ」
五条にそう言われると、天内もわがままを言うことはせず、黙って従います。
五条は天内を抱えたまま、屋根の上を走っていくのですが…
その姿を、もう一人の賞金稼ぎの呪詛師にとらえられてしまいます。
(ありゃ3000万か?一緒にいんのは同業か…ボディーガードってこともあるか)
戦闘開始
「盤星教の人でしょうか?Qの人たちはもっと変な格好してますもんね」
黒井がモップを持って呪詛師の前に現れます。
素人か?と油断する呪詛師に対し、黒井は駆け寄って接近戦を仕掛けます。
黒井は呪詛師の繰り出してきた右ストレートをモップの柄で抑え込ながら、カウンター気味に金的を食らわせます。
「お嬢様から何も奪うな。殺すぞ」
呪詛師は急所を抑えてうずくまり…
さらにそこへ夏油も合流してきます。
「何だ、強いじゃないですか」
夏油に聞かれて答える形で、天内が五条と共に学校へ出たことを伝える黒井。
「クックッ、やっぱさっきのが3000万か」
呪詛師はそう呟くと、地面に溶け込むように、ドプンッと姿を消してしまいます。
「式神!?」と驚く黒井。
「いや、式神とは少し違う。悟」
夏油は携帯で五条と連絡を取ります。
黒井がつかまる!?
「天内の首に3000万の懸賞金?」
五条は夏油からの電話で、だいたいの状況を把握します。
天内を連れて住宅街の屋根の上を進んでいた五条でしたが…
その前には先ほど黒井と戦っていた呪詛師が立ちふさがっています。
五条や天内が見ている前で、5人に増える呪詛師。
しかし次の瞬間、五条が5人の内の2人を吸い寄せ、空中で激突させてあっという間に倒してしまいます。
五条は相手の術式が式神ではなく、分身であると看破。
残る3人の内、2人が前後からこぶしを振り上げて襲い掛かってきますが…
五条の寸前でビタビタッと動きが止まってしまいます。
「無限。アキレスと亀だよ。勉強は大事って話」
驚く二人に解説をしてから、顔面めがけて拳を炸裂させていく五条。
残る敵は本体の一人だけです。
「本体含めMAX五体の分身術式。どれが本体かは常に自由に選択できるんだろ?本体が危うくなったら安全な分身を本体にする」
五条によって術式を看破された呪詛師は、なぜ俺の術式を知っている、と戸惑いを見せます。
「おあいにく様、目がいいもんで」
五条はサングラスを外しながら、今度は自分の術式の説明を始めます。
「俺の術式はさ、収束する無限級数。俺に近づくモノはどんどん遅くなって、結局俺までたどり着くことはなくなるの」
「それを強化すると無下限…負マイナスの自然数ってとこかな。-1個のリンゴみたいな虚構が生まれるんだ。そうするとさっきみたいな吸い込む反応が作れる。でも意外と不便なんだよね」
「あまり大きな反応は自分の近くに作れないし、指向性にまで気を使い出すと呪力操作がまー面倒で。要は超疲れんの」
これは全部順天の術式の話…
五条はそう言いながら、呪詛師の体を自分の眼前までグンッと引き寄せます。
「こっちは無限の発散」
今度は「術式反転・赫」を発動しようとする五条でしたが…何も起きません。
「フッ」
どうやら失敗してしまったようで、五条は笑ってごまかしながら、普通にアッパーを食らわせて呪詛師を倒します。
(マジでなんだコイツ)
あきれていた天内でしたが…携帯にメールが届き、添付されていた画像を見て驚愕します。
「どっ、どうしよう黒井が…!!黒井が!!」
天内の携帯に映っていたのは、縛られて床に転がされている黒井の姿でした。
第70話 懐玉 陸
黒井が誘拐されたことに夏油は責任を感じていました。
相手は次に人質交換的な出方でくるだろうと予測する五条は、天内を抜きで取引の場所へ向かおうとしますが天内は自分も行くと言って従いません。
ただのわがままかと思いきや「まだお別れも言ってないのに・・・!?」と黒井のことを思ってでした。
五条は天内が行って黒井の生存率が下がらないなら連れていってくれるということにします。
次のシーン。
「めんそーれー!!!!」と盛り上がる一行の中には黒井の姿もあります!?
護衛2日目は沖縄となりました。旅のしおりによると拉致犯は取引場所を沖縄にしたようで、沖縄に到着して早々に黒井を救出して拉致犯も捕縛、尋問を済ませていたのです。
そして今は海水浴の時間です。
非術師にやられてしまったことを情けないと言う黒井ですが、不意打ちだったのとここは夏油にも責任があったので今回は仕方がなかったです。
襲われていた時の記憶があまりない黒井はここまでの道中が無事だったのかを気にしますが、飛行機は離陸前に五条がチェックし、飛行中は夏油が呪霊で外を張っていたのでとても安全だったようです。
それよりも拉致犯が沖縄を指定してきたことがひっかかる夏油。
空港を占拠可能性を考え、危惧する黒井ですが夏油は沖縄には呪術高専1年の七海健人と灰原雄も来ているため大丈夫だといいます。
悲観的な七海とやる気に燃える灰原。彼らが空港に到着したときには、五条は天内と全力で海を満喫していました。
ですがそろそろ帰る時間が迫ります。
帰るのは明日にしようと言う天内に、五条も沖縄の方が安全だと冗談混じりに話します。そんな五条に夏油は昨日から術式を解いていないことを問い詰めます。
五条のことを心配する夏油ですが、五条は夏油もいるため大丈夫だと言います。護衛3日目の同化当日。
高専の結界内に戻ってきました。
これで一安心。
ガキのお守りは二度とごめんだ、と言う五条は突然背後から伏黒の父に刺されてしまいます。
バカな!!ここは高専結界の内側だぞ!!
まとめ:呪術廻戦第8巻無料読みできる記事!62話から70話を全ネタバレ
今回は呪術廻戦(じゅじゅつかいせん)第8巻無料読破!第62話から70話まで紹介!【最新】について紹介しました。
アニメは深夜帯で始まったばかりですが、人気は高いようですね!個人的にも好きな漫画(だから書いてるんですが)なんでどんどん放送して欲しいです。
ひとつ想像と違ったのが・・・次もまた楽しみにしていてくださいね!
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