この記事では呪術廻戦14巻ネタバレと感想!116話から124話まで紹介【最新】について紹介します。
この記事では呪術廻戦(じゅじゅつかいせん)第14巻の内容を分かりやすく、読破していただけるようになっております。
この記事では私の考察も含みご紹介したいと思いますので、最後までお付き合い宜しくい願い致します。
アニメ版呪術廻戦(じゅじゅつかいせん)も順調で人気もかなり高いようですね!私も何回も観ています。 アニメで観るのも楽しいですが、やはり原作はもっといいなと感じます。展開も展開なので楽しみが続きますね。
では呪術廻戦(じゅじゅつかいせん)第14巻無料読破!第1116話から124話まで紹介!【最新】についてみていきましょう!
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「火への恐れ」から生まれた漏瑚に対して、侮辱ともとれる勝負の持ちかけに、宿儺の術式が定かでないことへの驚きを抱きながらも応戦する漏瑚です。
宿儺は手から生み出した炎を伸ばすように、漏瑚は反対に球形にまとめ、さらに回転を加えています。

呪術廻戦第14巻より引用
炎を伸ばしていた宿儺は、自身の腕を弓のように延ばし、炎を矢に見立てて放つような構えを取っています。
対する漏瑚は、先程の球形のまま圧縮された炎を放つようです。

呪術廻戦第14巻より引用
澄んだ顔で「すまない」と一言2人に対して漏瑚が放ちます。 花御は「まだ真人がいますよ」と。

呪術廻戦第14巻より引用
「人への恐れ」から生まれた真人は、人間が最も恐れている「死」をも司っていることが花御によって明かされました。
これからさらに強くなるであろうことが語られた真人が残っている限りは、まだ大丈夫だろうと、死後の世界なのか、精神世界なのか、特級呪霊たち3人は残る真人に思いを託します。
「また逢える日を心待ちにしているぞ」と漏瑚。
漏瑚の涙
「真の人間だ」と言う漏瑚たちに対して、宿儺はその様々な思いをくみ取ってなお、「下らんな」と落とします。
人間も呪霊も群れるから弱くなる、と。 「火への恐れ」から生まれた漏瑚は、すべてのものを燃やし尽くすべきだったと語ります。
未来も種も全てをかなぐり捨てて、理想のみを掴み取る“飢え”が漏瑚には足りなかったのだと。
漏瑚はそれを認めて沈み込んでしまいそうになりますが、宿儺から千年前に戦った「人間」「術師」「呪霊」の中ではマシな方だったと語ります。

呪術廻戦第14巻より引用
その言葉を聞いて漏瑚は、まさに人間のように涙します。
これは漏瑚がこれまで抱えていた不安や地震の強さへの疑問など、様々な思いが入っての涙だと思うので、その意味するところを完全に理解することは難しいでしょう。
漏瑚との一戦が終わった直後に、その場に入ってきた影があります。

呪術廻戦第14巻より引用
「宿儺様」と呼び、跪いて宿儺を迎えに来た人物は、なんと宿儺の知る人物でした。
場面は変わり伏黒サイドになります。 陀昆、甚爾との連戦の後サイドテールの呪詛師に後ろから刺されてしまった伏黒。

呪術廻戦第14巻より引用
「起きろよ!!クソ術師!!」 しかし、伏黒は壁に叩きつけられた後かのように、壁にひびが入りその下で右頭部から血を流す伏黒の姿がありました。
満身創痍の状態で伏黒は滔々と自分の術式「十種影法術」について語ります。

呪術廻戦第14巻より引用
それは、式紙の一つである「玉犬」を初めに従え、それから従えたい式紙を調伏、ようは倒せばその式紙を扱えるようになるというものでした。
式紙を増やしていく「十種影法術」ですが、最終的には術式名の通りに10種類の式紙を従えることができるそうです。
さらには、この調伏は複数人で行うことも可能だそうです! しかし、もしも複数人での調伏が成功したとしても、無効と判定されてその式紙を扱えるようにはなりません。
一見、無駄な行為に見える複数人での調伏ですが、伏黒は意味がないなりにも使い道はあると言います。
ここにきて回想シーンです。
伏黒と五条が話している、ある日のひと時となります。 かつて、禅院家と五条家が御前試合を行った際に本気でやり合ってしまい、両者とも死んでしまったことがあったと言います。

呪術廻戦第14巻より引用
その時の当主は、五条家が「六眼」の持ち主、禅院家が「十種影法術」の使い手でした。
伏黒は、この話を思い出しながらも五条に勝てる術師にはなれないだろうと言っていますが、その当時の禅院家当主も行ったであろう手法を行おうとしています。
奥の手
これまでの話からも分かるように、調伏すれば自由に式紙を扱うことができますが、調伏が終わっていない式紙は制御することができません。
しかし、調伏するためにはその式紙を倒すことが条件となっています。 伏黒は、この調伏の儀式を逆手に取り、敵も巻き込んで複数人での調服を行おうというのです。
その対象はサイドテールの呪詛師で、調伏する式紙は過去「十種影法術」の使い手でだれも調伏したことのない式紙です。

呪術廻戦第14巻より引用
その名を「八握剣異戒神将魔虚羅」といい、呼び出す際に「布瑠部由良由良」と唱えたことから、以前から示唆されていた伏黒の奥の手であることが分かります。
伏黒とサイドテールの呪詛師で調伏の儀式が開始されましたが、これまでの戦いで満身創痍の伏黒は早々に倒れてしまいます。

呪術廻戦第14巻より引用
魔虚羅の拳がサイドテールの呪詛師に降りかかります!

呪術廻戦第14巻より引用
その瞬間、漏瑚との戦いを終えたばかりの宿儺が割り込んできて、サイドテールの呪詛師を非難させます。
ちらりと伏黒を一瞥すると、致命傷の傷を負ってはいますが、調伏の儀式のおかげで仮死状態を保っていることが分かりました。

呪術廻戦第14巻より引用
伏黒には何かをしてもらうつもりなのか、宿儺自身が伏黒に「まだ死んでもらっては困る」と言い、回復の術式らしきものをかけておきます。
儀式自体は伏黒とサイドテールの呪詛師が対象になっているため、サイドテールの呪詛師が死ぬと致命傷を負っている伏黒も死んでしまいます。

呪術廻戦第14巻より引用
これを打開するために、この儀式に置いて異分子である宿儺が魔虚羅を下して儀式を終了させようというのです!
歴史的な一戦の先手を打ったのは魔虚羅です。 剣のような刃が飛び出ている右手を宿儺に向かって叩きつけます!

呪術廻戦第14巻より引用
当然のごとく、魔虚羅の刃を右腕にて受け止めますが、魔虚羅の刃からは何かオーラのようなものが出て宿儺にダメージを与えます。
とっさに飛び退き、魔虚羅とすれ違いざまに「解」の術式により発生した見えない斬撃により、魔虚羅の体を幾度も切りつけます。
表面上は結構なダメージを負った魔虚羅を見据え、先程の攻撃について宿儺は考察します。
剣に纏っていたオーラのようなものは、反転術式と同様の「正のエネルギー」を纏ったものでした。 これは、対呪霊に特化した「退魔の剣」と呼ばれるものだそうです。
宿儺が虎杖の体ではなく、呪霊として受けていれば、開幕の一撃にて消し飛んでいただろうと予想できるほどの威力を持っています。

呪術廻戦第14巻より引用
最強VS最強
宿儺が魔虚羅の特性について考察していた時、魔虚羅の背中についている法陣が回りました。
それと同時に宿儺が与えていたダメージが完全に回復し、何事もなかったかのように立ち上がりました。
宿儺には、まだ魔虚羅が何をしたのか分かりませんが、先穂と同様に斬撃を飛ばして様子を見ます。
対する魔虚羅は、先程同様に体が切り刻まれるかと思いきや、これまで誰も成しえなかった宿儺の見えない斬撃を弾きました。

呪術廻戦第14巻より引用
もちろん宿儺はガードしますが、先程とは違い圧倒的な膂力によって吹き飛ばされてしまいます。
いくつもの建物を突き抜けて飛んでいく宿儺に、さらなる追撃を加えようとする魔虚羅。
宿儺も連続でやられることはなく、互いに幾度が打ち合いが続き、一瞬の隙をついて宿儺が魔虚羅の頭を鷲掴みにします。
今度はゼロ距離での斬撃を飛ばしました。 当然のごとく上半身を盾に切り裂かれた魔虚羅ですが、まだ死んではいません。
斬撃により空中に投げ出された状態の魔虚羅に、上空からの勢いを付けたかかと落としをお見舞いします!。
通常ならば必死のダメージを負っているはずの魔虚羅ですが、宿儺はまだ立ってくるだろうと予想します。
宿儺の予想通りに立ってきた魔虚羅は、開幕時と同様に背中の法陣が回り、ダメージが完全に回復しました。
これにより、宿儺は一つの予想をします。
最初、魔虚羅の攻撃には「正のエネルギー」がありましたが、二度目の攻撃の際には「正のエネルギー」ではなく「呪力」が籠められていました。

呪術廻戦第14巻より引用
このことから、背中の法陣は”完全な循環”と”調和”を意味し、魔虚羅の特性は「あらゆる事象への適応」であると予想しました。
最強の後出し虫拳(じゃんけん)と称する宿儺ですが、まだ楽しそうな笑みをこぼす余裕があります。
そして、ついに宿儺の領域展開「伏魔御廚子」が発動するのでした。

呪術廻戦第14巻より引用
宿儺の使う斬撃には二種類あるといいます。
一つ目が、「解」の言葉と一緒に放たれる通常の斬撃。 もう一つは、「捌」の言葉と一緒に放たれる斬撃で、こちらは呪力差や強度に応じて一太刀で対象を卸すことができます。
宿儺単体で使用する場合は、この二種類の斬撃を対象に応じて使い分けていたようですが、「伏魔御廚子」では領域範囲内の無生物には「解」を、呪力を帯びたものには「捌」を、「伏魔御廚子」が消えるまで浴びせ続けます。
さらに、「伏魔御廚子」には外界と領域を遮断せずに、相手が「逃げられる」という縛りのもと、領域の必中範囲を底上げしているというのです。

呪術廻戦第14巻より引用
「伏魔御廚子」による二種類の斬撃の繰り返しで、さすがの魔虚羅も倒されたかと思いきや、適応対象を「斬撃」そのものにされた場合は、いかな斬撃であろうと「斬撃」であることに変わりないため無効化されてしまいます。
魔虚羅はまさに「斬撃」そのものを適応対象として、宿儺の「伏魔御廚子」をしのぎ切っていました!。
「伏魔御廚子」が消えたころには、ほぼ回復の終わった魔虚羅がそこにはいました。
決着

呪術廻戦第14巻より引用
「伏魔御廚子」が消えるとほぼ回復の終わった魔虚羅が目の前にいましたが、宿儺は焦ることはありません。
漏瑚戦のラストで見せた「開」の言葉で、炎の矢を作り出し魔虚羅に向けて放ちました。 その一撃を持って、戦いに終止符が打たれました。
異端者である宿儺が介入し、魔虚羅の調伏に介入、そして魔虚羅を倒したために、伏黒恵の一命はとりとめることができました。

呪術廻戦第14巻より引用
ツインテールの呪詛師は、化け物同士の戦いにおいても圧倒的な力を見せた宿儺におびえながらも、宿儺から「去ね」と言われ、咄嗟にその場を去っていきます。
実は、ツインテールの呪詛師の術式は日ごろの小さな「奇跡」を貯めておくことができるものでした。
これらの記憶が消えるとともに術式に蓄積されていき、自身に命の危険があった場合に自動発動して生還するものでした。
ツインテールの呪詛師は、渋谷駅での戦いにおいて七海と死闘を繰り広げ、すでに「奇跡」のストックは空っぽでした。

呪術廻戦第14巻より引用
そんなツインテールの呪詛師がこの場を生き残れるはずもなく、宿儺の横を通り過ぎた瞬間、体を前後に両断されていました。
ここまで力を使いまくっていた宿儺は、さすがに虎杖に体の権利を戻す時間が迫っているのか「そろそろだな」と呟き、その場を後にします。
直後、近くにいた夜蛾と家入が戦闘音に気付いて駆けつけたのでしょうか、倒れている伏黒恵を発見しました。

呪術廻戦第14巻より引用
夜蛾はそこにいた宿儺の姿を一瞬捉えていたようで、「今一瞬見えたのは虎杖…いや宿儺なのか!?」と言っています。
宿儺に体の主導権を奪われてからの出来事、殺した人たち、戦いがフラッシュバックし、虎杖の精神を蝕んでいきます。
宿儺の指を飲み込んでしまっただけで死刑判決を下されている虎杖は、自分の境遇に疑問を持ちながらも、宿儺の行いが自身の体によって起こされたことに最大の嫌悪感を抱きます。

呪術廻戦第14巻より引用
人を助けるための戦いを続けなければ、自分はただの人殺しになってしまう、と。 五条奪還のために、虎杖が渋谷駅地下へ歩を進めていきます。
後は頼みます
場面は変わり、渋谷駅構内へ。

呪術廻戦第14巻より引用
陀昆との激戦の後、たたでさえ重症の体に漏瑚からの攻撃を受けて死んだかと思われた七海が生きていました。
相も変わらず瀕死の重傷で今にも倒れてしまいそうですが、これまでの経験がなせる技なのか、意識がもうろうとしながらも雑魚呪霊を一掃しながら伏黒たちを助けに歩んでいました。
しかし、その場に居合わせていた真人の手が、七海の胸に当てられます。
人間を観察することが趣味の真人は、七海をすぐには殺さず、話をする時間を与えました。
その間に七海が思うのは、高専生時代に共に行動していた灰原のことでした。
高専卒業後は一般社会の会社に入社し、またこの世界に戻ってきました。
逃げてばかりいた人生に、「やり甲斐」なんて曖昧な理由で戦ってきました。

呪術廻戦第14巻より引用
幻想の中の灰原に「俺は結局何がしたかったんだろうな」と問いかけ、灰原は七海の右側を指さします。
そこには、虎杖の姿がありました。 七海の前にいる幻想の灰原は言葉を発しませんが、意思をくみ取ったように七海は反応します。
虎杖にとって”呪い”になってしまうから言ってはいけない、と思いつつも、七海は最後の想いを虎杖へと託します。
「後は頼みます」と。 直後、七海の「無為転変」により七海の肉体は弾けてしまいました。

呪術廻戦第14巻より引用
また、目の前で知り合いを殺されてしまった虎杖は、一瞬の硬直の後に激昂します。

呪術廻戦第14巻より引用
真人は、虎杖との再戦を望んでいたように顔を歪ませ、お互いに名前を呼びながら激突します。

呪術廻戦第14巻より引用
近接攻撃しか持たない虎杖と違い、自身を含めた魂の形を変えて攻撃できる真人は、遠距離からの一撃を放ちます。
他者の魂を虎杖に向かって投げ、虎杖と魂の距離が近くなったところで変形させて攻撃します。
その攻撃を軽々と避けた虎杖ですが、真人の追撃が続きました。
初撃をかわす際に一瞬、真人から目をそらしてしまった虎杖の隙をついて、真人は背後を取ります。

呪術廻戦第14巻より引用
そして、多数の魂を強制的に融合させる「多重魂」を使い、その際に生じる拒絶反応を利用した「撥体」を放ちます。
「撥体」により通常よりも爆発的に増えた質量により、巨大な口と化した魂が虎杖を襲います。
魂の口の力はすさまじいものの、地面を抉りながら、その攻撃を止めた虎杖ですが、その口の中から真人が現れました。

呪術廻戦第14巻より引用
”オマエは俺だ”
「どうして人の命をもてあそぶことができるのか」と問いかけます。
虎杖を“ペラッペラ”と称した真人は、「ペラッペラの解答を授けよう」と言いました。

呪術廻戦第14巻より引用
「オマエは俺だ」 呪いの戯言だと言う真人ですが、このことを認めない限り虎杖は真人に勝つことができないと言います。
このやり取りの間に、七海の死を見て我を忘れていた虎杖は、七海からの最後の言葉を反芻しながら冷静になります。
「証明しろ、俺は呪術師だ」と。 そして、激闘の第二幕が始まります。

呪術廻戦第14巻より引用
真人の「無為転変」は虎杖に効かず、さらに自身に施しても、その影響範囲が虎杖に干渉すれば宿儺によりカウンターを受けてしまいます。
よって、真人は自身の変形は行わず、原形のまま呪力によって強化し、そのスピードと強度で虎杖を仕留めようとしていました。
達人同士が向かい合うような一瞬の静寂の後、真人が一瞬で拳を繰り出します。
しかし、その拳は空を切り、虎杖の姿が消えていました。

呪術廻戦第14巻より引用
虎杖は「膝抜き」という、古武術において予備動作を消す技術を全身の各関節で行い、より滑らかに姿勢を低くして真人の足元へ移動したのでした。
この動作の流れから止まることなく、流れるように繰り出されたのは「卍蹴り」です。
体を強化していたとはいえ、虎杖の姿が見えなくなったことに気を緩めた一瞬を見事に疲れた真人は、虎杖の攻撃を防ぐすべもなくクリーンヒットします。
虎杖は変形の兆候を見逃さず、最小限の動きでかわしますが、この隙に真人に距離を取られてしまいます。

呪術廻戦第14巻より引用
真人は、他者の魂を虎杖に向かって撃ち、時間差で魂の変形を行いました。
一瞬、気を取られた虎杖ですが、変形の兆候を見逃さずに真人の新たな攻撃を回避します。
そして、今の攻撃に対して思考しているうちに真人が上空から自身の足を変形させた攻撃を繰り出しました。
真人の右足を太く、長く変形させ、虎杖を押しつぶそうとしましたが、虎杖は皮一枚で回避し、カウンターを決めようとします。

呪術廻戦第14巻より引用
真人は今の攻防で、自身の体の変形による攻撃は、威力、決定打はあるものの、使いどころを間違えると逆に決着を付けられてしまうことを悟り、改造人間主体での戦闘に切り替えます。
渋谷駅構内を縦横無尽に移動しながら戦闘していく虎杖と真人ですが、ある改札で真人は虎杖の視界から外れるように壁に隔てられているところへと移動しました。
真人の姿は見当たりませんが、青年たちの後ろに階段がある事を確認すると上階へと移動したのだとあたりを付けます。

呪術廻戦第14巻より引用
危険極まりない渋谷駅の構内で、二人の青年が生きていることが奇跡のようですが、虎杖は「今の渋谷駅に安全な場所はないから」と青年たちに早く逃げるように諭します。
その瞬間、虎杖の背後にいた青年の一人から巨大な腕が伸びてきて、虎杖の顔面を殴り飛ばしました。
なんと、二人の青年は真人により元の姿を形どらされていた傀儡に過ぎなかったのです。

呪術廻戦第14巻より引用
「俺“達”」 時は少し戻り、幹部の呪霊たちがまだ集めっている場面になります。
ターゲット
まだ陀昆も覚醒前で多くの人間を取り込んでいるところでした。
真人はこの時には十分なほど魂のストックを増やしていたようで、そのフロアの人間はすべて陀昆に飲み込ませました。
虎杖を殺したくて我慢ならない真人は、漏瑚の生死を無視して自身の体を二つに分けました。

呪術廻戦第14巻より引用
そして、二手に分かれて虎杖捜索を始めました。
ダメ押しとばかりに、漏瑚たちが追ってこれないよう魂の一つを巨大な壁に変形させ、漏瑚たちの足止めに使います。 地上にて遭遇したのは釘埼です。

呪術廻戦第14巻より引用
戦闘面では術式の関係で真人のような敵には弱い釘崎ですが、壊相&血塗戦にて掴んだ「黒閃」の感覚を思い出しながら、真人に向けて釘を投げつけます。

呪術廻戦第14巻より引用
しかし、投げた釘は真人を狙っているにしてはおかしな方向へと飛んでいきました。
その釘により、近くの店の看板らしきものを落下させ、真人に直接触れないように飛び蹴りを放ちます。
それを看板越しに受けた真人は大したダメージを負っていませんが、その際に釘崎は看板に釘を差し込んでいました。 そして、「簪」を放ったのです。

呪術廻戦第14巻より引用
看板によって釘の位置もつかめず、思いもよらない攻撃が飛んできた真人は、「簪」により強化されたくぎ煮頭を貫かれてしまいます。
しかし、その程度のダメージでは殺せないのが真人です。
会話の中で虎杖と親しい間柄だと確信した真人は、釘崎の死体を虎杖の前に持って行き、心を折る作戦を取ります。
地下で戦う虎杖は、真人が操っている魂を元の人の形に戻され、満足に攻撃できずにいます。
どうしても人間の姿の状態では危害を加えることができない虎杖は、真人から3人の人間を投げつけられますが、受け止めたのちに「大丈夫か!?」と声をかけるなど、まだまだ勝負に非情になれずにいます。

呪術廻戦第14巻より引用
至近距離でそれを受けた虎杖は、物理的ダメージはないものの、飛び散った血が顔にかかってしまい視界を塞がれてしまいました。

呪術廻戦第14巻より引用
釘崎サイドへ変わります。
分身体・真人は、攻撃こそ自身の体を変形して行っていますが、分身体であることにより、他者の魂を変形させる術式は制限されていました。

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しかし、それを知る由もない釘崎は次々と釘を飛ばしていきますが、攻撃の聞かない真人に徐々に追い詰められていきます。
散々、釘をばらまいて真人にも接近された釘崎は、ビルの凹凸を足場にして2階くらいの位置に上がりました。
真下には真人がいる状態で、呪力を込めた釘を落とし、その衝撃により今までばらまいていた釘を宙に浮かび上がらせました!。
それと同時にすぐさま降りてきた釘崎を、真人は「何がしたいんだ」と疑問に思います。
着地と同時に地面に呪力を張り巡らせ、宙に浮いた釘全てを対象に「簪」を放ちました。
見事に幾本もの釘に体を貫かれた真人ですが、やはり「簪」ではダメージを与えることができず、真人自身も気にしていません。
天敵
釘崎の攻撃は効かないと思っている真人は平然としています。 頭には1本の釘が突き付けられていますが、気にした様子もありません。

呪術廻戦第14巻より引用
「コレは効くんじゃないか」といって放ったのは「共鳴り」でした。
血塗戦でも使いましたが、この技は相手の魂と共鳴してダメージを与えるため、釘崎は真人の術式を聞いた時から確実に「共鳴り」を当てられるタイミングを待っていたのでした。
もろに「共鳴り」を受けた分身体・真人は、受けた直後…ではなく少し後にダメージを負います。
それは、分身体が受けた「共鳴り」が魂を通じてオリジナルの方へダメージを送りました。

呪術廻戦第14巻より引用
そこから、オリジナルが受けたダメージが分身体にフィードバックするという、釘崎から見れば結果は変わりませんが、全体でみると大きな効果が表れていました。
これにより、必中に思われた虎杖への攻撃もキャンセルされ、その様子から「釘崎が何かをしている」ということも虎杖に伝わりました。
「共鳴り」が発動した場所が目の前の分身体・真人ではなく、オリジナルの真人だったために呪力がはじけた位置が違ったのです。

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そこから、目の前の真人は分身か何かだと推測、真人の呪力量、これまでの戦いから満足に術式が使えないことまで看破しました。

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分身体に攻撃された「共鳴り」が真人本体の魂に流れ込みました。
完全に不意を突かれたダメージにひるんだことに加え、予想以上に「共鳴り」の効果が後を引き、真人は動くことができませんでした。

呪術廻戦第14巻より引用
虎杖は釘崎に感謝しながら態勢を立て直し、真人へ反撃します。
釘崎の「共鳴り」の効果、虎杖の反撃の連打により大ダメージを負ってしまった真人は、その体を小さな呪霊に分裂させ逃走を図ります。

呪術廻戦第14巻より引用
同じころ、分身体・真人も釘崎とやり合うことは止め、地下へと逃走を始めました。
逃走した分身体・真人の後を追う釘崎は、ちょうど地下には行かなければならなかったので、真人を祓うのはついでとばかりに後を追います。
虎杖は、分裂した真人の核となる部分を仕留めようと気配を探ります。
そして、一体の分裂帯に目を付けすかさず攻撃してつぶしますが、それは真人がフェイクとして呪力を高めていた個体でした。
この隙に分裂した体をくっつけ、元の姿に戻る真人。
真人が向かった先には、釘崎の方から逃げてきた分身体の姿がありました。
釘崎
その予想に反して、真人の本体と分身体はすれ違っただけでした。
疑問に思った矢先に、本体が走り抜けている先に釘崎の姿を確認します。
すぐに真人の意図を察した虎杖は釘崎へ向け「逃げろ!」と叫びます。 が、つい先ほどまで能力の制限されていた分身体と戦闘していたことに加え、階段を降りること、本体と分身体がすれ違っているところを目撃できませんでした。
さらにすれ違った本体が分身体を隠す位置にいることで、釘崎は真人に触れられることを避けられませんでした。

呪術廻戦第14巻より引用
釘崎の回想シーンになり、時は遡り釘崎が6歳の頃です。

呪術廻戦第14巻より引用
今回は:呪術廻船戦(じゅじゅつかいせん)14巻無料読破!第116話から第124話まで紹介!【最新】を紹介しました。
呪霊の中でも比較的?人気のあった漏瑚も死んでしまい、残す呪霊も少なくなってきました。偽夏油の正体にも近付いてきています。
偽夏油の目的は?ここから宿儺はどう動く!?五条解放は?気になることが沢山あり先がますます楽しみですね!
0巻から最新刊まで御紹介してますので、宜しくお願い致します。
最後まで御愛読ありがとうございました!
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