世界中のありとあらゆる遊びが詰まったゲーム「世界のアソビ大全51」。
単純なゲームからルールが複雑なゲームまで、色々あります。
中には、友達と遊んだら険悪になりかねない、恐ろしいゲームも存在します。
その代表格が「ルドー」。
今回は、世界のアソビ大全51に収録されている「ルドー」の恐ろしさを紹介します。
恐ろしいながらもなんだかんだ面白いゲームなので、魅力的なゲームの1つとして見てください。
ゲームの詳しいルールはこちらで解説いたします。※リンクをクリックすると詳細解説記事に移動します。
記事一覧 | 解説ゲーム名 |
ボードゲーム編その1 | ・マンカラ ・ドット&ボックス ・ヨット |
ボードゲーム編その2 | ・コネクトフォー ・ヒット&ブロー ・ナインメンズモリス ・ヘックス ・チェッカー |
ボードゲーム編その3 | ・ウサギと猟犬 ・五目ならべ ・ドミノ |
ボードゲーム編その4 | ・チャイニーズチェッカー ・ルドー ・バックギャモン |
駆け引きゲーム | ・リバーシ ・チェス ・将棋 ・5五将棋 ・花札 ・麻雀 |
カードゲーム編その1 | ・ラストカード ・ブラックジャック ・テキサスポーカー ・大富豪 ・7ならべ |
カードゲーム編その2 | ・スピード ・神経衰弱 ・戦争 ・たこ焼き ・ぶたのしっぽ |
スポーツゲーム編その1 | ・ゴルフ ・ビリヤード ・ボウリング ・ダーツ ・キャロム |
スポーツゲーム編その2 | ・トイテニス ・トイサッカー ・トイカーリング ・トイボクシング ・トイベースボール |
スポーツゲーム編その3 |
・エアホッケー |
バラエティゲーム編 | ・VSタンク ・協力タンク ・的あて ・6ボールパズル |
1人ゲーム編 | ・スライドパズル ・麻雀ソリティア ・クロンダイク ・スパイダー |
ルドー | ・恐ろしいゲーム |
ルドーの恐ろしさ1:運が悪いと何もできない・・・
結論の前に、まず基本ルールを。
ルドーの基本ルールは
- ・サイコロを振って出た目の分進める、すごろくゲーム
- ・6の目を出さないと、コマ置き場から出られずスタート地点にも立てない
- ・6の目を出すともう1回行動できる
- ・自分の色が4つ並んでいる場所までコマを運ぶと、そのコマはゴール
- ・4つのコマがゴールすれば勝利
といったところ。
2番目と3番目にあるルール、これがルドーの恐ろしさの理由の1つでございます。
6の目を出さないとゲームに参加できない
すごろくなら、ゲーム開始からスタート地点に立っていて、サイコロを振ってコマを進められますよね。
ただルドーは、コマをコマ置き場からスタート地点に立たせる所から開始。
スタート地点に立たせるには、6の目を出す必要があります。(ルールによる)
つまり、スタートできる確率は、自分のターンあたり6分の1。(これもルールによる)
6の目を出さない限り、そもそもゲームにすら参加できないのです。
6の目を出すともう1回行動
一方、6の目を出したらもう1回行動できます。
つまり、そのターンはサイコロ2つ分行動できることになります。
桃鉄で言えば「急行カード」の立ち位置ですね。
2回連続で6の目を出したら、3回連続行動になって「特急カード」。
一気にゴールに近づくことに。
もちろん、別のコマをスタート地点に立たせるのもあり。
コースに2つコマがあると戦術が広がります。
ルドーの恐ろしさ2: 相手を蹴落とすゲーム
ルドーにはこんなルールも。
「自分のコマと相手のコマが重なれば、相手のコマを“コマ置き場”に飛ばせる」
これが、ルドーの恐ろしさ2つ目の理由。
やっとの思いでコマを出しても・・・
他3人がコマを進めてゲームに参加している中、1人だけなかなか6の目を出せず、スタートできない。
11ターン目、やっとの思いで6の目を出しスタート。
しかし次の瞬間、自分のコマが相手のコマと重なり、またコマ置き場に戻されてしまう。
そしてまた6の目を出す作業からやり直し・・・。
こんな不条理なできごとが普通に起こります。
友達同士で遊んでこんなことになれば、リアルファイトは避けられません。
今までの苦労が全部パー
コマが重なればコマ置き場からのやり直し、これはゴール直前でも例外なし。
こつこつコマを進め、やっとゴール直前までやってきた。
そんな時、後ろから来たコマと重なり、コマ置き場に戻される。
これまで進めてきたことが全部パー。
こんなことも普通に起こります。
こうなるとお互い空気が悪くなりますよね。
コマが重なれば必ず相手をふりだしに戻すことになるので、防ぐ手段がないです。
ルドーの恐ろしさ3:プレイ時間がとても長い
https://topics.nintendo.co.jp/article/64d38f5d-8b94-4b19-8c00-384a5116ffc6
上記の公式サイトによれば、ルドーの平均プレイ時間は18分だそうです。
世界のアソビ大全51のルドーの場合、COMの動きはとても速いのですぐ終わります。
なので、プレイヤーとCOM3人であれば割と早く決着が付きますよ。
人間同士だと、プレイ時間が長くなる
ただ、人間のターンはCOMよりも動きが遅いです。
そして人間同士だと、どう動くか考える時間も発生します。
こうなると当然、18分では終わりません。
こちらの動画は、ルドーの4人実況プレイです。
ルドーのプレイ時間は49:43(1Pがサイコロを振ってから、3人目がクリアするまでの時間を算出したもの)。
平均プレイ時間の2.5倍以上です。
空気の悪くなりかねないゲームが、40分以上も続く恐れがあります。
ここもルドーの恐ろしい点です。
設定次第ではルドーがさらに恐ろしく・・・
世界のアソビ大全51に収録されているルドーは、様々な設定ができます。
その設定次第では、さらにルドーが恐ろしいことになるのです。
具体的には
- コースにコマがないときの設定
- ブロックの有り無し
- ゴール条件
- 1位決定で終わりか3位が決まるまでやるか
の4つを設定できます。
コースにコマがないときの設定
コースにコマがないときどうするかを設定できます。
上の設定ほどやさしく、下の設定ほど恐ろしくなりますよ(これは他の3つも同様)
- サイコロなし:コマがないときに無条件でコマを出せる。パスが圧倒的に少なくなる
- サイコロ3回:コマがないときは3回サイコロを振る
- サイコロ1回:コマがないときでも1回しかサイコロを振れない
サイコロなしにした場合、コマがないときに無条件でコマを出し、そのターンを終わりにします。
ただ、ゴールエリアの奥までたどり着いていないコマがある場合、まずそのコマを奥に押し込んでからスタートになります。
こうなると、いつまでもスタートできないということにもなりかねません。
ブロックの有り無し
- ブロック無し:他のコマを追い越せる
- ブロック有り:他のコマを追い越せない(自分のコマも同様)
ブロック有りだと、他のプレイヤーの独走を止めづらいです。
例えば1人だけ独走していて、その1人が残り1つコマをゴールさせれば勝利という状況。
ブロック無し(コマを追い越せる)だと、ゴールしそうな1つのコマに対していくつかのコマが攻撃態勢に入れます。
緑のコマがゴールしそう、そうすれば緑の人が勝ってしまう。
でも後ろの赤コマは3の目で、さらにその後ろの黄コマは5の目で、緑コマをふりだしにできる。
こんな感じで、別プレイヤーと共闘できます。
ブロック有りだと、コマを追い越せないです。
さっきの例だと、黄コマは赤コマを追い越せない。
ということで、黄コマは赤コマの向こうにある緑コマを攻撃できないのです。
こうなると、緑コマの独走を止められるのは、緑コマの後ろにいる赤コマだけ、ということに。
友達と盛り上がるなら、ブロック無しをおすすめします。
ゴール条件
- 数が大きければOK
- ピッタリ
3つのコマがゴールしていて、あと3マスでゴール、勝利という状況があるとします。
「数が大きければOK」だと、この場合「3・4・5・6」の目でゴールできます。
「ピッタリ」だと、3の目以外はゴールできません。
ピッタリの場合ゴールにてこずっていると、後ろから来たコマにぴったり重なってふりだしに、という逆転展開が多いです。
数が大きければOKだとゴールしやすいので、逆転が少なくなってしまいます。
友達と盛り上がるなら「ピッタリ」をおすすめします。
1位決定で終わりか3位が決まるまでやるか
- 1位決定:そのまま、1位が決まったら終わり
- 全員順位決定:3位が決まったら終わり
全員順位決定だと、その分プレイ時間が長くなってしまいます。
上にあったYoutubeの動画は、全員順位決定でプレイしたものです。
なので、50分近くもかかったのです。
1位決定なら、人間同士でも20分で終わります。
それでも世界のアソビ大全51ルドーは楽しい!
ここまでルドーの恐ろしさを書いてきました。
・6の目を出さないと、そもそもスタートできない(設定による)
・ぴったり重なると、ふりだしに戻せる(コマ置き場まで戻せる)
・プレイ時間が、設定によっては50分もかかる
・プレイ設定によって、ゲームはさらに恐ろしくなる
でも、ルドーの恐ろしさはそのままルドーの面白さにも言い換えられます。
そもそも、この恐ろしさがあるからこそ、ルドーはすごく盛り上がるのです。
この記事を読み終わったら、何かYoutubeのルドープレイ動画を見てください。
物凄く盛り上がっている様子を見て取れると思います。
すごく面白いゲームなので、友達とプレイして盛り上がってみてはいかが。
ゲームの詳しいルールはこちらで解説いたします。※リンクをクリックすると詳細解説記事に移動します。
記事一覧 | 解説ゲーム名 |
ボードゲーム編その1 | ・マンカラ ・ドット&ボックス ・ヨット |
ボードゲーム編その2 | ・コネクトフォー ・ヒット&ブロー ・ナインメンズモリス ・ヘックス ・チェッカー |
ボードゲーム編その3 | ・ウサギと猟犬 ・五目ならべ ・ドミノ |
ボードゲーム編その4 | ・チャイニーズチェッカー ・ルドー ・バックギャモン |
駆け引きゲーム | ・リバーシ ・チェス ・将棋 ・5五将棋 ・花札 ・麻雀 |
カードゲーム編その1 | ・ラストカード ・ブラックジャック ・テキサスポーカー ・大富豪 ・7ならべ |
カードゲーム編その2 | ・スピード ・神経衰弱 ・戦争 ・たこ焼き ・ぶたのしっぽ |
スポーツゲーム編その1 | ・ゴルフ ・ビリヤード ・ボウリング ・ダーツ ・キャロム |
スポーツゲーム編その2 | ・トイテニス ・トイサッカー ・トイカーリング ・トイボクシング ・トイベースボール |
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