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【秘密結社鷹の爪】なぜ島根を推すのか?2つの視点から解説!

 

秘密結社鷹の爪は、FROGMAN氏がAdobeFlashで作成した、低予算アニメです。

アニメキャラの独特な動き、緩いギャグ、とても面白いアニメです。


そんな秘密結社鷹の爪ですが、何故か本編中に島根県がピックアップされます。

 

なぜ島根県をよく出すのか気になりますよね?

今回は、なぜ秘密結社鷹の爪が島根をピックアップするのか、その理由を「アニメ視点」と「原作者視点」から解説していきます。

 

目次

秘密結社鷹の爪が島根を推す理由(アニメ視点)

 

秘密結社鷹の爪が島根を推す理由、それは、吉田君にあります。

吉田君と言えば、このアニメの代表的なボケ役。

ファンの人気投票でも、よく1位を取っています。


それにしても、なぜ吉田君の存在が、島根がピックアップされる理由になるのでしょうか。

 

吉田君が島根出身だから

 

 

それは、吉田君が島根県吉田町出身だからです。

吉田村は、島根県東部にあった飯石郡の村です。

 

2004年11月1日、平成の大合併により雲南市に合併されて消滅しました。

吉田村と言えば、たたら製鉄で栄えた歴史のある村です。

吉田君は、その吉田村出身だから「吉田君」と名付けられたのでしょうか。

 

秘密結社鷹の爪と島根の関係

両者の関係はかなり親しい関係にあるといえます。

代表的な島根県とのコラボを紹介します。

 

しまねsuper大使

アニメが人気であること、吉田君がよく島根県をピックアップすることから、2008年、吉田君は島根県庁から「しまねsuper大使」に任命されました。

しまねsuper大使は、島根県のホームページによると「島根県の魅力を無理なく計画的に、日夜こっそりPR」と書かれています。

まあ、親善大使や観光大使と同じ役割だと考えればよいでしょう。

 

ちなみに観光大使とは、地域振興を目的として、外部に地域の魅力を発信していく人のことを指します。

親善大使は、地域の文化交流を目的に行動する人のことです。

なお、島根県のホームページには「Super大使とは親善大使や観光大使を“超えた”存在であるらしい」とも書かれています。

 

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関連記事 [秘密結社鷹の爪]の動画配信はある?あらすじやキャラ紹介!

 

特別住民票

2009年に、雲南市から特別住民票の交付を受けています。

ちなみに住民票には、吉田君の本名である「吉田ジャスティスカツヲ」の名前で登録されております。

住所は「島根県雲南市吉田町たたらば1番地」です。

住所こそ架空の地名ですが、住所に書かれてある「たたらば1番地」は、雲南市にある道の駅の名前です。

 

名前は「道の駅たたらば壱番地」

近くの牧場直営店である「ままたまご」で作られる「ままたまごプリン」や、出雲そばレストラン「むらげ」が名物です。

雲南吉田インターチェンジと隣接しており、松江自動車道のサービスエリアの役割も担っています。

入り口で吉田君が出迎えてくれるなど、このアニメとコラボしています。

興味があれば、一度赴いてみては。

 

自虐カレンダー

2011年、秘密結社鷹の爪のキャラクターが自虐ネタで島根を応援する「自虐カレンダー」の刊行が始まりました。

 

最初の刊行部数は800。

ただ、2014年には売上36,000部を達成。

カレンダー業界では、3,000部売れたら大ヒット。

自虐カレンダーは、人気シリーズの仲間入りになりました。

今では、パンの缶詰とコラボするほど。


どんな内容が書かれているのかというと、例えば


・どんなにおいしくても行列ができません

・帰宅部がハードだ

・教習所の中の方が交通量が多い

 

のような、そんな島根県の「マイナス」の部分をあえてアピールすることで、読んでくれた方の笑いを誘う内容です。

 


2015年12月には、その自虐カレンダーの内容の総集編である「島根自虐伝」と呼ばれる本が発売されています。

76種類の自虐が書かれているほか、ディープ島根ガイドや島根の実態に迫るコラムなど、充実な内容です。

 

DLE SHOPにて税込1,320円で販売されているので、購入してみては。

 

秘密結社鷹の爪が島根を推す理由(原作者視点)

 

吉田君が島根県出身だから、島根県をピックアップするということが分かりましたね。

ただ、秘密結社鷹の爪の原作者はFROGMAN氏。

ちなみに、FROGMAN氏の出身地は東京都板橋区。

本来は島根とは縁もゆかりもないはずです。

そんなFROGMAN氏が、なぜ島根県をPRする「吉田君」を作ったのでしょう。

 


FROGMAN氏は19歳のころに、映画監督を夢見て読売映画社に入社。

あるとき、2002年7月公開の映画「白い船」の撮影で島根県平田市(現在は出雲市)に訪れます。

その時に、地元の方々の話を聞いて島根に興味を持ったそうです。

同時に、今の嫁さんと知り合ったそうです。

そんな理由から、東京から島根に移住しています。

FROGMAN氏は、テレビの情報の流れは「東京のテレビが地方を取材して、それを東京に持ち帰って全国に放送」だと考えています。

そこに、ダイレクトに地元の情報がそのまま伝わるインターネット。

インターネットによって、地方の情報が生で伝わる時代が来るとFROGMAN氏は考えます。

その時に、ローカルネタが売れると踏んで、FROGMAN氏のデビュー作である「菅井君と家族石」ができました。


ちなみに、菅井君と家族石は島根県出雲地方に住んでいる、家族5人の日常を描いた物語です。

菅井君と家族石も、島根県をPRする要素もあるということですね。

まとめ

 

 

秘密結社鷹の爪が島根県をピックアップする訳は

・吉田君が島根県出身だから

という理由があります。

 


秘密結社鷹の爪と島根県の関係は


・島根県から「しまねsuper大使」に任命される

・特別住民票が交付される

・そこに書かれている住所、「たたらば壱番地」は、秘密結社鷹の爪とコラボする

・島根県の自虐をあえてアピールする「自虐カレンダー」

 

など、かなり深いものです。


また、秘密結社鷹の爪の原作者であるFROGMAN氏は、東京都板橋区出身で島根とは縁もゆかりもありません。

ただ、島根を訪れたときに魅力を感じ、さらにインターネット普及によって地元アピールが流行することを読み、「菅井君と家族石」「秘密結社鷹の爪」を作りました。


この記事を読んだことで、あなたの疑問を晴らすことができたら幸いです。

できれば、島根の自虐カレンダーをまとめた「島根自虐伝」も買ってくださいね。

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