今回は【鬼滅の刃】カナヲ×伊之助(いのすけ)心を閉ざした過去や共通点について考察!したいと思います。
この中では私の考察と感想を含み紹介しますので、最後までお付き合い宜しくお願いいたします。
今回から少し趣向を変えて2人づつの紹介をしていきたいと思います。共闘した敵や連携技なども紹介したいと思います。
では【鬼滅の刃】カナヲ×伊之助(いのすけ)心を閉ざした過去や共通点について考察!についてみていきましょう!
人生:愛を知らず、人に心を閉ざした過去、生い立ちや境遇に共通点
カナヲと伊之助に共通しているのは、周囲の人間に対して心を閉ざしていた時期があるという点です。
親から虐待されていたカナヲは、痛みや恐怖から逃れるための自己防衛策として心に蓋をしていました。
また初めの頃の伊之助は猪に育てられたという特殊な生い立ちからか、炭治郎たちとのやりとりにおいて「俺に親はいない」「一緒にすんな」などと、一線引く発言が目立ちました。
二人とも、周りの人間と距離を取ることで心を守っていたのでしょう。
しかし、2人がそのまま他人と心を通わせる喜びを知らずに育ったのかといえば、そうではありません。
カナヲは胡蝶姉妹との生活を通して、伊之助はたかはるやたかはるの祖父と交流するなかで、人と過ごす喜びを知るようになりました。
こうして手を差し伸べてくれる人に恵まれたのも、2人の共通体験だといえます。
そう考えると、童磨戦でのカナヲと伊之助の共闘は偶然ではなく、必然の出来事のように思えます。
大切な人の仇討ちという共通の目的に加え、過去と対峙し自分への愛を再確認できたという意味でも、童磨との戦いは転機となったはず。
怒りをむき出しにして戦い大粒の涙を流す二人の姿は、本当の意味で解放できるようになった成長の証だちいえるでしょう。
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親愛:カナヲは伊之助の前では”お姉さん”
個人差はあれど、相対する相手によってキャラクターや立ち位置が変化するというのが人間というもの。
もちろんそれは、カナヲにとってもいえることです。
カナヲの場合、伊之助の前では”お姉さんの顔”になっているように見えます。
童磨戦では怒りのままに突っ走ろうとする伊之助に「焦らないで!!」「落ち着いて!!」と冷静に声をかけ、無惨戦せは赫刀にしたいと騒ぐ伊之助に「簡単にできるものじゃないから!!」とツッコミをいれる姿も。
さらには、善逸や村田と派手にぶつかったにもかかわらず悪びれず踏ん反り返る伊之助に、アオイ直伝の尻叩きをお見舞い!
直前のコマには「何かを決意するカナヲ」と添えられていましたが、おそらくカナヲは「自分がしっかり叱らなくては」という責任感に駆られていたのでしょう。
また小説版第3弾「鬼滅の刃 風の道しるべ」の第3話「花と獣」では、カナヲが伊之助に家族との絆を説く場面も。
蝶屋敷のメンバーにとって蝶の髪飾りは家族の証。カナヲの言葉を受けて、伊之助は「髪飾りはただの物に過ぎない」という考えを改めます。
カナヲは伊之助の前でお姉さんキャラになるのは、しのぶの存在も関係しているかもしれません。
伊之助がしのぶによく懐いていたのはカナヲも知っていますから、伊之助に対して”蝶屋敷のわんぱくな末っ子”という認識が芽生えたとしても不思議ではありませんよね。
普段は妹ポジションのカナヲが見せるお姉さんの一面には、思わずほっこりさせられますよね。
出会い
不明だが、最終選別の時か那田蜘蛛山戦後に伊之助が蝶屋敷で療養した時と思われます。
共闘し相対した敵
上弦の弐:童磨
連携技
花の呼吸:終ノ型・彼岸朱眼→獣の呼吸・思いつきの投げ裂き
まとめ:【鬼滅の刃】カナヲ×伊之助(いのすけ)心を閉ざした過去や共通点について考察!
今回は【鬼滅の刃】カナヲ×伊之助(いのすけ)心を閉ざした過去や共通点について考察!してみました。
カナヲと伊之助は意外と共通点が多く、物語を通して大きく精神面で成長をみせた人物ではないでしょうか。
童磨戦はまさにカナヲにとっても伊之助にとっても因縁の敵ということになりますよね。敵としての童磨はやはり鬼として悪役ではありますが、他の鬼とはまた違う意味で可哀想という感情も湧いてしまいます。
最後まで御愛読いただきありがとうございます。
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