2021年5月13日発売の別冊マーガレット6月号掲載の「サクラ、サク」第4話についてネタバレをまとめました。
前回までのあらすじ
神様は亮介さん?咲は頭が混乱しながらもストレートに亮介さんへ謝罪をします。咲は桜くんの姿を見て号泣してしまいます。同性同盟の人違いであったと言う事を桜くんに伝えるのでした。桜くんは「さすがに失礼すぎないか?」とツッコミを入れるのでした。亮介は実は優しい奴なんだと・・・
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サクラ、サク4話ネタバレ
桜君は励ましてくれたけど、咲の中ではもやもやとしたものが残っていました。
そしてしっくりこないまま学校に登校して友人の琴乃と話をしています。
琴乃は亮介さんが神様じゃなかったと言う事は一旦置いといて、好きと言う気持ちは一目惚れと言う事でも良いのではないのかと。
咲はそれが決してだめなわけではないと言うことはわかっているんだけど何となくモヤモヤしているようです。
琴乃も何か引っかかるものがあるような言い方をしているのが気になっていました。
そこにあったのは引っかかっているというかわからないと言う感覚だったのです。
桜くんの気持ちの正体
亮介にかかえている気持ちとは別に桜くんにかかえている気持ちの正体はなんだろうなと。
ここで根本的な質問を友人の琴乃に問いかけることにしました。
人を好きになる気持ちや恋と言う事は一体どういう風な状態なのかと。
琴乃はそれを一体どういう風にして知ったのかと問いかけることにしました。
琴乃も突然そんなことを言われて少し慌てていましたが静かに語り出しました。
中学生の頃から猛烈なアタックを琴乃は受けていたようです。
でも最初は断り続けていたのだけどあまりに何回も言ってくるからいちどだけデートの誘いを受けてしまったことがあったのでした。
自分がオーケーしたのを受けて彼氏がものすごくうれしそうにしていたのを見ていつの間にか自分の心臓もドキドキしていたのだと。
2人の話をこっそり聞いていた佐野が後から声をかけてきます。
佐野はこれは恋と言う事とは違うんじゃないかともっともなことを言っています。
そして佐野だけではなくなんと桜君もいるではありませんか。
いつからいったい自分たちの話を聞かれていたのだろうと咲は顔真っ赤にして照れていました。
佐野はさらにそれは自分の意思で好きになったと言うことでは無いのかとズカズカと追及していきます
咲はそれは言い過ぎでは無いのかと注意をしようとしていました。
琴乃は堂々と答えます、恋か恋でないかは自分が決めることであると。
キッパリ答えている琴乃が咲にとってはものすごくかっこよく見えるのでした。
こうやって女の子2人は去っていきました。
佐野の感情が芽生える
佐野はそんな後ろ姿を見て何か新しい感情が芽生え始めていました。
咲は授業中もさっきのことを考えていて勉強に身が入っていませんでした。
恋か恋ないかは自分で決めると言うもっともなこと、どんなふうにそれを決めているのかなと思うと同じような考えが頭の中をぐるぐると回っていました。
例えば自分が桜君にかかえている気持ちも自分が恋だと思ってしまえばそうなのではないのかな。
そんなことを思いながら授業中に桜くんの背中を見つめている咲。
しかし昨日あったことで頭の中を不安がよぎっています。
それはまたしても勘違いだったらどうしようかと。
そんなことを考えていると自分には人を好きになると言う感情がもうものすごく難しいことになっていくような気がしていました。
そうやって思いながら桜君の背中を見つめていると肩のラインが自分の好みだなと感じてくるのでした。
自分がガン見していると桜君が気づいたのがこちらの方を振り返っています。
あくまでこれは肩のラインが好きと言うことだからと自分自身に言い聞かせる咲でした。
そんなことを考えながら1日が終わって帰ることになります。
教室を見まわすと桜君がどこにもいないことをがわかりました。
むしろ好都合なのだから見つからないうちに帰ってしまおうと足を早める咲。
そんなことを考えていると目の前に気がつかなくて桜くんとぶつかってしまいました。
咲が転ばないように桜君は腕を回して支えてくれます。
やっぱり自分はこの方のラインが好きなのかもしれないと咲は心の中で思っていました。
今まではそこまで意識していなかったけど桜君もやっぱり男子なんだなぁと思いながら簡単な挨拶だけしてその場は別れることにします。
こういう態度をとってしまうのももちろん理由がありました。
では自分がこの間まで亮介さん亮介さんと言っていたのに違う人を好きにありそうになっている事が原因でした。
自分はそんなに軽い女ではないと思うのですが、咲の足取りは非常に重いものになっていました。
そんなことを考えながら歩いていると目の前に大ちゃんと言う知り合いの男の子がいました。
ベンチに座り話しを始める
久しぶりなので2人はベンチに座って話し込むことにします。
話してみると大ちゃんは最近桜くんとはあまり話していないそうです。
小学校の頃はいつも一緒だったけど高校になるにつれて疎遠になっていたのだと。
昔は自分はひ弱だったのでよく桜君が守ってくれたのだと言っていました。
それを聞いて新しいクラスの自己紹介の時に桜くんが言っていたことを思い出しました。
きっと桜くんが空手を習っていたのは友達を守るためだったんだろうと。
次の日桜くんが足をくじいていたのを発見した咲は慌てて駆け降ります。
実はそれは咲を試すための演技だったのでした。
2人が校庭に場所を移動して話しています。
実は桜くんは以前女の子から預かった手紙を自分がもたもたして渡せないうちに、亮介に彼女ができてしまったことをトラウマに思っていたのでした。
サクラ、サク4話感想
この漫画は2巻からやっとスタートかなと思う気がします。
1話1話が長いので1巻には3話しか収録されていません。
しかもその1巻はおもに亮介のことが中心になっています。
4話でもまだ本当に同姓同名なのか亮介が本当に助けてくれたのかは明らかになっていません。
そんな謎をかかえたまま、咲が新しい感情に芽生えようとしています。
それに桜くんがなかなか手紙を出そうとしなかったのが伏線になっているとは思いもしませんでした。
1巻の時点でお兄さんとそんな話もまともにできないなんて仲が悪いのかとしか思っていなかったからです。
意外と後のことを考えて作られているようなので、1巻が合わなかった人も2巻までは読んでほしいと思いました。
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