今回は【呪術廻戦】五条悟が最強の理由!無限について解説!を紹介したいと思います。
この中では私の考察を含みますのでご了承ください!
自他ともに認める最強呪術師・五条悟!ではなにが彼を最強にしているのでしょうか?
今は活躍の場がありませんが、いずれ出てくる時にはさらにパワーアップ?それとも・・・。
では【呪術廻戦】五条悟が最強の理由!無限について解説!についてみていきましょう。
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五条悟が最強の理由!
呪術界最強の男・五条悟。六眼持ちの無下限呪術使いで、この組み合わせは数百年に一人しか生まれないレアな組み合わせです。
ただ五条はその術式ゆえに強いというだけではなく、「五条が生れて、世界の均衡が変わったんだ」(第96話)との呪詛師・栗坂二良の言葉や、渋谷事変でも「君強すぎるんだよ。私の目的に邪魔なに」という偽夏油の発言は、五条がチート級であることをよく表してします。
第91話で封印されてしまい、今後の展開が気になるところではありますが、まずは五条のルーツや能力についてみていきましょう。
五条悟のルーツ”菅原道真”
チート級の能力には、そのルーツによりところも大きいようです。五条は呪術界の御三家と呼ばれる名家の出身であり、ルーツを遡れば菅原道真にいきつきます。
日本の歴史上、菅原道真と言えば平安時代の貴族であり、天満宮に祀られ「学問の神様」と呼ばれる人物です。
そして呪術といえば陰陽道であり、陰陽師といえば当時は賀茂家、安部家が有名です。しかし菅原道真が呪術師であったという話は聞いたことがありません。
ではなぜ、作中において御三家として名を連ねているのでしょうか。実は菅原道真は、、陰陽師・術師のように「呪いを調伏する」側ではなくて、「調伏される呪い」の側として有名なのです。
古代の日本は政争で多く、露骨な事例も少なくありません。その政争において、菅原道真は免罪で左遷をされたことでも有名です。
彼の祟りは強烈で、政敵を呪い殺すだけでは事足りず、平安京の天皇の御殿であった清涼殿に雷を落としたとして多くの命を奪い、その結果。間接的に時の天皇の命までも奪ったとされています。
その鎮魂の為に福岡は大宰府天満宮、京都は北野天満宮などが建立され、現在では天神として祀られているのです。
死後30年近くに渡り”怨霊”と恐れられた菅原道真は”呪術廻戦”の重要コンセプトである「呪力の源は負の感情」(第12話)ということを考えれば、まさに御三家筆頭と言っても過言ではないでしょう。
ちなみに菅原道真とともに平将門、崇徳天皇が日本三大怨霊とされています。「0」巻において、五条のほかに乙骨憂太も子孫として紹介されています。
アキレスと亀で読み解く無下限呪術
五条の術式は無下限呪術です。
対象との間に”無限”を作り出すことで、相手がに触れることすらできない状態にするというものです。
”無限を創り出す”とはいうものの、五条と相手の間の空間「距離」が、無限に広がるわけではありません。
第69話で五条が、単行本第8巻では作者がこの術式を数学的に説明してくれていますが、ここではより視覚的に理解しやすい”アキレスと亀”を掘り下げてみたいと思います。これもまた69話で五条が”無下限呪術”を形容するのに出してきた有名な論法です。
”アキレスと亀”は古代ギリシアの哲学者・エレアのゼノンが編み出したとされる論法です。
彼は世界の本質は絶対不変の存在であり、我々が目にする物体の運動はまやかしにすぎないと考えていました。
そのゼノンが自分の意見の反対する者と議論する際に用いた論法の一つが”アキレスと亀”だったのです。
アキレスと亀
アキレスの亀のs気レスとはギリシアの英雄です。ピンと来ない人もいるかもしれませんので、ここでは人と亀に置き換えていきます。
人と亀が走る競争をしています。人の方が亀よりもずっと速く走れますので、ハンデとして亀が数分間だけ先にスタートをきりました。
常識的に考えれば人はすぐに亀に追いついてしまうはずです。しかしゼノンに言わせれば、人がAに到着したときは、亀はAよりも少し先のBに到着しています。
人がBに到着したときは亀はBよりも少し先のC、人がCに到着したときは、亀はCより少し先のDに・・・といった具合に、通過するポイントが無限に続き、人はいつまで経っても亀に追いつけないというのです。
ちなみにゼノン自身は人(アキレス)が亀に追いつけないことは信じていません。
彼は「もし変化や運動というものが存在すると前提すると、こういう矛盾にお陥る。ゆえに、変化や運動というものはまやかしにすぎない」と主張するために、こうした論法を用いました。
無限のポイントを通過させる無下限呪術
五条の無下限呪術は、この現実には不可能であるはずの論ポを具現化した技だといえるでしょう。
たとえば第14話で漏瑚が五条の手に触れられなかったのは、無下限呪術が発動された途端、五条に接触するまでにA,B,C,D,E・・・と無限に続くポイントを通過しなければならなくなったからです。
無限に続くポイントを通過するには時間がかかりますから、漏瑚は五条の手に触れられなかったというわけです。
ここで重ねて注意したいのは、漏瑚と五条の手の間の距離が無限に広がったのではないということです。漏瑚と五条の手の間の距離はわずか数センチですが、その数センチの距離を無限に分割することで、永久に通過しきれない数センチにするのが、無下限呪術なのです。
但し、五条の無下限呪術はゼノンの着想に完全に依存しているわけではありません。
「俺に近づくモノはどんどん遅くなっていく」(第69話)と説明されているように、そこには空間という無限分割のコンセプト以外に、速度のパラメーター変化というアイデアも追加されています。
おそらく防御の際は無下限呪術をそのまま用いることで相手の攻撃を到達不可能しに、攻撃の際はそれを反転させて物体を加速させつつ吹き飛ばして「いるのだと考えられます。
まとめ:【呪術廻戦】五条悟が最強の理由!無限について解説!
今回は【呪術廻戦】五条悟が最強の理由!無限について解説!について紹介しました。
やはり五条悟は最強ですね!カッコいいしw
最後までご愛読ありがとうございました
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