今回は【鬼滅の刃】実弥(さねみ)×玄弥(げんや)不器用な兄弟の想いについて考察!したいと思います。
この中では私の考察と感想を含み紹介しますので、最後までお付き合い宜しくお願いいたします。
今回から少し趣向を変えて2人づつの紹介をしていきたいと思います。共闘した敵や連携技なども紹介したいと思います。
では【鬼滅の刃】実弥(さねみ)×玄弥(げんや)不器用な兄弟の想いについて考察!についてみていきましょう!
兄弟:守るために離れる、守りたいから追う、兄と弟それぞれの”守る”の解釈
竈門兄妹や胡蝶姉妹など、鬼滅の刃には何組もの「きょうだい」が登場します。共通しているのは、お互いの幸せを願っている点。
これは実弥と玄弥にもいえます。実弥は玄弥の平和な暮らしを願うからこそ鬼狩りの道に進み、弟の世界から危険な存在を排除しようといました。
そして、弟は兄に遭いたい、謝りたいという一心で鬼殺隊へ・・・。大切な人に生きていてもらいたい、幸せに暮らして欲しいという願いは同じだったといえます。
ただし、兄の実弥と弟の玄弥では”守る”という行為「の定義や方法は異なってしまいました。
実弥の守り方は、弟の危険を徹底的に排除すること。だからこそ、玄弥がいつ命を落とすとも知れない鬼殺隊から出て行くように働きかけます。
一方玄弥にとっても”守る”は兄と異なります。父が亡くなって直後、玄弥は「これからはじゃなくて これからも だよな」と実弥に返し、得意げに鼻を鳴らしています。
5歳年上の兄から頼りにさせることは、幼い玄弥からするととても誇らしかったに違いありません。
兄の背中に隠れて擁護されるのではなく、並び立って支え合うーーーこの幼少期のエピソードから、玄弥が考える”守る”はあくまで対等な関係だったと推測されます。
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運命:玄弥に”生きて欲しい”と望まれた実弥その受け止め方と選択肢
「幸せに・・・なって・・・欲しい・・・」「死なないで・・・欲しい」そう告げて、玄弥は兄より先に旅立っていきました。
その瞬間不死川兄弟の関係は、先にいった弟を兄が追うという、これまでと逆の構図に変わったのです、
去り行く側の人間からの”生きて”という言葉は、時に呪いにもなり得ます。しかし実弥は、そういつた後ろ向きなニュアンスではなく希望として受け取ったように見受けられます。
エピローグでの穏やかな言動を見る限る、自らを生うを手放すという選択をすることはないと思われます。
無邪気に笑う禰豆子に玄弥の面影を見たように、命尽きる日まで弟の面影Wとともに生きていきのではないでしょうか。
死線で会った父は実弥を現世へと突き落とすその理由とは?
生死の境をさまよう実弥は母と再会し、ともに地獄に行こうとします。それを阻止したのはなんと父。
戦前は家族に暴力をふるい、最後は人に恨まれた末に刺されて死んだと作中で語られており、黄泉の国で再会した際も横暴さが目につきました。
最後は母を奪うように実弥を現実へと突き放しますが、その行動は玄弥を守ろうとした実弥と似ています。
安全な世界で生きて欲しい。そのためなら、相手に嫌われようとと危険な目に逢おうと構わない・・・。生前の父から自己犠牲の精神は見られませんでしたが、時中やを現世に戻したことえお考えると、生前もうまく表現できなかっただけで、本当は子を思う気持ちを隠し持っていたのかもしれないですね。
共闘して倒した敵
上弦の壱:黒死牟
まとめ:【鬼滅の刃】実弥(さねみ)×玄弥(げんや)不器用な兄弟の想い
今回は【鬼滅の刃】実弥(さねみ)×玄弥(げんや)不器用な兄弟の想いについて考察してみました。
兄と弟の兄弟愛のすれ違いに涙が出ますよね。実弥も玄弥も感情表現が巧くないので、すれ違いも多かったと思いますが、来世での幸せを祈りたいと思います。
最後まで御愛読頂きましてありがとうございました。
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