今回は【転生したらスライムだった件】第14巻64話~67話まで無料読破!について紹介したいと思います。
ついにリムルが仇討ち含め、戦闘が始まりました。ここまで追い詰められることがなかっただけに、このピンチを乗り越え、シオンを復活させてほしいと思います。
第14巻は64話から67話のあらすじとなっております。
では【転生したらスライムだった件】第14巻64話~67話まで無料読破!についてみていきましょう!
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第64話:格の違い
時は遡り、ファルムス王国との戦いに出陣する前のことに。リムルはベニマルに呼び止められ、話をします。
生まれつき戦闘種族の魔物のベニマルは、仲間を守るため殺すことに躊躇いはありません。
しかしリムルは元々、平和主義の人間であるため、自分とは違うこと。そんなリムルが、二万人も殺害しようとしていることに、ベニマルは懸念していました。
彼の気持ちを聞き、リムルも自分自身魔王になったら、どんな行動を取るのか分かりません。
そこでリムルは、ベニマルにある提案をします。
それは、もし理性のない化け物になったら、戦える者を指揮して速やかに処分してほしいというものでした。
そして、舞台はファルムス王国との戦場に戻ります。
東方、南方、北方では、苦戦もなく圧倒的な戦力差で一般兵たちの制圧を完了。同じ頃、西方もテンペストの優勢で進み、敵軍勢に負傷者が多数出ていきました。
そんな状況を見て、キララはキャンプの中に避難。
ゴブタたちの前にはショウゴが立ちふさがるものの、ゲルドが鉄槌を下すことに。そんな中、ハクロウはキョウヤと対峙していました。
キョウヤは実体を持たないスキルに剣撃を乗せて、ハクロウを追い詰めます。しかし、ハクロウは無傷どころか、見えない剣撃が反撃されてしまいます。
これは、ハクロウの持つ第三の目が、見えない剣撃の軌道まで読み取っていたからです。そして、熟練の剣の捌きで剣撃を弾き返していたのでした。
天空眼の持ち主
余裕の表情を浮かべるハクロウに、怒りを露わにしたキョウヤは、三つのスキルを解放。
それは、己の持つ切断者、思考加速、天眼で、これらを用いてハクロウに襲いかかります。
ところが、天眼を遥かに凌ぐ「天空眼」を持っていたハクロウ。一瞬にしてキョウヤの首を跳ね飛ばしてしまいます。その頃、ショウゴとゲルドの戦いも熾烈を極めていました。
ショウゴは、鎧と盾を身に着けて守りを固めたゲルドに一点集中で攻撃。盾を壊すことに成功しますが、ゲルドはすぐに新しい盾を取り出します。
苛立ったショウゴは身体強化を発動しますが、ゲルドの反撃は既に始まっていました。ゲルドは、腐食によってショウゴの手足を腐らせます。
腐食が進む中、ハクロウが後ろからやって来て、キョウヤの首をショウゴに投げつけます。恐怖を感じたショウゴは、逃げるようにテントの中に戻ってしまいました。
逃げた先に待っていたのは、中で避難していたキララでした。追い詰められたショウゴは、キララを喰べて自らを強化し、再び立ち向かいます。
自分のために、仲間を手にかけたショウゴを見てゲルドは、貴様は武人ではないと怒りに駆られるのでした。
第65話:神之怒(メギド)
リムルは、ファルムス王国2万人の軍勢を殺害しに、今まさに飛び立とうとしているところでした。
それも魔王化のため、背中に翼を生やし、シズの仮面をつけて戦場へと向かいます。
そんな中、ゲルドとショウゴの戦いは今もなお続いていました。キララを犠牲にしたことで、強力な再生能力「生存者」を得たショウゴ。
しかし、卑怯な手で得た力も早々に通用しなくなり、戦意喪失、命乞いまでするショウゴ。そんな彼の情けない姿を見て、ゲルドも呆れてしまいました。
ゲルドは最後に一撃を喰らわせようとして、ショウゴに斧を振り下ろします。その瞬間、攻撃はショウゴとゲルドの間に割り込んできた老人に阻まれてしまいました。
謎の老人は、ファルムス王国の凄腕魔導士・ラーゼン。
彼はゲルドとハクロウを見て一瞬で戦力差を見抜き、冷静に杖を構えつつ退こうとします。
逃すわけにはいかないと思い、ゲルドが追撃をしようとした時、ハクロウが止めに入ります。
その声のすぐ後、トラップの爆発が発生。ハクロウのおかげで間一髪、避けることができました。
しかしこれで、ラーゼンが最初からゲルドの行動を予測し、先回りしていたことが窺えます。
転生者フォルゲン
やはり、ラーゼンはただ者ではありません。
結局、ラーゼンはショウゴを大切な戦力として守ります。ゲルドとハクロウはやむなく彼らを見逃してしまいました。
その一方でラーゼンは、負傷したショウゴを連れて、ある人のもとへ向かっていました。ある人とは、ファルムス王国のもう一人の転生者・フォルゲン。
ショウゴは新しく獲得したスキルによって回復しつつありました。そんな中、フォルゲンからある事実を告げられます。
それは、ショウゴら若い転生者たちが、フォルゼンにとっての駒でしかなかったということ。
つまり、統率者の能力を持つフォルゲンに能力を授けるためだけの「素材」だったのです。
信じられないショウゴでしたが、精神破壊によってあっけなく殺されてしまいました。
そしてラーゼンは魔法によって、ショウゴの身体に乗り移って、若い肉体を得るのでした。
そして、リムルがもしまだ生き延びていた場合は、直々に相手をしてやろうと決意。
しかし、ファルムス王国が思い通りに事を進められたのは、ここまででした。テンペスト軍は、既に四方の結界の破壊に成功。ファルムス王国陣地の上空にリムルが到着していたからです。
上空から無数の水玉を広範囲に放ち、リムルは、敵を無差別に貫くレーザー「メギド」を発動。
水球が破裂して、次々と倒れていくファルムス王国軍の兵士たち。
また新たな戦いが始まるのでした。
第66話:心無者(ムジヒナルモノ)
ついにファルムス王国軍へ、広範囲にわたる攻撃を開始したリムル。
それは、光を視認した次の瞬間には、誰かが死んでいるという状況を生み出すほど、悲惨なものでした。
そんな攻撃を受けてファルムス王国の兵士たちは、神の怒りに触れたのだと悟るのでした。
無慈悲な攻撃の結果、リムルは「心無者」のスキルを取得し、魔王化へと一歩近づきます。
その頃、ファルムス王国に駐屯地の天幕のもと、身を隠していた国王エドマリスと大司教のレイヒム二人。
彼らは、自分たちも死ぬのではないかと不安に駆られ、震え上がっていました。そんな2人のもとへ駆けつけたフォルゲンとラーゼン。
リムルとエドマリス
騎士たちを盾代わりにして、国王と大司教を逃がすことを提案します。
フォルゲンは部下を指揮して、兵士の盾を集めるために一旦、テントの外へ出ました。
フォルゲンの有する「統率者」であれば、混乱した兵士も集められるという考えでした。
しかし、外へ出たフォルゲンも一瞬で、リムルの光線により殺害されてしまいます。
すると、上空にいたリムルがラーゼンたちのもとに降りてきました。リムルは、ラーゼンを敵に違いないと見抜き、一瞬で抹殺。こうして、リムルとエドマリスが対峙する結果に。
最初は魔物の主であるリムルに恐れていましたが、リムルの前情報を思い出しました。
それは、「外交に不慣れでお人よし」というもの。前情報を信じ、上から目線で話しかけることで、威圧しようとします。
しかし、エドマリスの高圧的な態度に、リムルも黙っていられません。彼が話そうとした瞬間、腕を切り落としてしまいました。
その様子を見ていた大司教レイヒムは戦意喪失し、リムルに伏してきます。腕を切り落とされて痛みに耐えるエドマリスには、話の続きをするよう問い詰めるリムル。
エドマリスは今回の騒動は誤解で、本当はテンペストとの友誼を結ぶために来たと説明。
しかし、リムルがそんなでまかせを信じるわけがありません。エドマリスの言い訳に呆れ、とうとう心無者のスキルを発動。
国王と大司教以外の周囲に残る兵士を、全て抹殺することで、事態を分からせようと脅します。
どんな言い訳をしようが、もはや信頼に値しないと言い放つリムル。もちろん兵士たちを抹殺したのは脅しもあります。
またそれだけではなく、進化に必要な条件として、人間の魂を確保するためでもありました。国王を気絶させた後、魔力の消耗のせいか強烈な睡魔に襲われるリムル。
それは、2万人もの人々の命を奪ったことで、魔王化が始まる予兆でもあったのでした。
第67話:敬愛の悪魔
ベニマルたちは、シオンら横たわる者のもとへ集まっていました。
シュナはリムルさえいればいいと言いますが、リムルにとってはそうではありません。
シオンが欠けたように、誰か1人が欠けただけでも、精神的におかしくなりそうです。
ベニマルもシオンに、早く目覚めるよう声を掛けるのでした。そしてとうとう、進化の条件を満たしてリムルの魔王化がスタート。
強烈な睡魔に襲われ、敵軍の死体に囲まれた中で気を失いかけていました。しかし大賢者から、まだ生存者の魔力が残っていることが告げられます。
先ほど、「心無者」によって、戦意が無くなった者たちは命を奪ったはずでした。
その効果が効いていない者、つまり敵意を持った厄介な者がまだ存在していることが判明。
予想外の事態ですが、魔王への進化は途中で停止不可能です。そのためランガを呼び出し、街まで連れて帰って欲しいと頼みました。
意識も朦朧としてくる中、生存者の対処は別の者に任せると言い、魔法不能領域を解除。
横たわる無数の死体を生贄として、3体の悪魔を召喚しました。悪魔たちには、生存者を生け捕りにし、ランガに届けるよう指示。
その後、眠ってしまったリムルを咥えたランガは、急いで仲間のもとへと戻ることに。
そして、生存者として隠れていたのはラーゼンでした。彼は悪魔を上位悪魔と判断し、王を救い出すチャンスを窺っていました。ラーゼンの前に、悪魔たちが「空間転移」を使って突然現れ、挑発します。
そんな悪魔に対して「熱収束砲」を放ちますが、その攻撃は簡単に曲げられてしまいました。
原初の悪魔
しかし、ラーゼンは魔法の誤作動があったのだと勘違い。次は上位精霊を使った「土の騎士」を呼び出して攻撃を仕掛けます。
悪魔に有効な攻撃手段を使ったのですが、これも悪魔に瞬殺されてしまいました。悪魔は、リムルから貰った身体をもっと試したいと「魔法不能領域」を張ります。
ここから先は肉弾戦へ。
ところが、その攻撃も軽々躱されてしまいます。悪魔は、何か企んでいるわけではなく、ただただ戦いを楽しんでいたのでした。
戦っているうちに、悪魔の正体がただの上位悪魔ではないことに気付きました。
最初の攻撃である「熱収束砲」が効かなかったのも、もちろん魔法の誤作動ではありません。悪魔が攻撃を逸らしていただけだったのです。
圧倒的な強さに、彼はただ者ではないと思うラーゼン。なんとリムルが呼び出した悪魔は、七人しか存在しない「原初の悪魔」の一人でした。
そんな中、「世界の言葉」から、リムルの魔王化の開始が街中に告げられたのでした。
まとめ:【転生したらスライムだった件】第14巻64話~67話まで無料読破!
今回は【転生したらスライムだった件】第14巻64話~67話まで無料読破!について紹介しました。
ついに悪魔も召喚され、リムルの魔王への進化が現れ始めました。姿や形は変わるのでしょうか!?それとも愛らしいスライムのままなのでしょうか!
最後まで御愛読ありがとうございました。
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