今回は【鬼滅の刃】炭治郎の親に ついて考察検証 していきたいと思います。
この内容はジャンプ最新刊までの内容を含みますのでネタバレに注意して下さい。
この中では私の考察などを交えて紹介したいと思います。
では【鬼滅の刃】 炭治郎の親について考察検証についてみていきましょう。

炭治郎プロフィール

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名前:竈門炭治郎
誕生日:7月14日
身長:165㎝
体重:61㎏
出身地 : 東京府奥多摩郡雲取山 (現:西多摩郡雲取山)
趣味特技: 頭突き、掃除
好きなもの : タラの芽
呼吸 :水の呼吸・日の呼吸
心優しい少年
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鬼と化した禰豆子を人間に戻すために鬼殺隊に入隊しました。その慈悲の心はどんな悪鬼に対しても同じで、安らかなる念仏を願う程です。
当初は「鬼を前にしても優しさの匂いが消えない」と鱗滝に心配されていましたが、戦闘経験を重ねて強さも逞しさも育まれています。
上弦の肆・半天狗に向かって「責任から逃げるなァァ」と声を荒げたり、家族の仇である無惨には「地獄へ行くにはお前だ」ろ怒りを押し出して戦う場面が増えています。仲間が増え守るものが増えてきた炭治郎は依然よりも増して慕われています。その言動に優しさがあるからでしょう。
炭治郎の怒りは自分のためではなく、大切な誰かを守るため、剣士として凄まじい成長をしら今も、心の中心にあるものは他者への思いやりや愛情なのだと感じます。
新たな家族
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当初鬼を連れた隊士である炭治郎を信頼するものはいませんでした。善逸や伊之助はいましたが、「禰豆子の味方は自分しかいない」という考えが強かったのでしょう。しかしそんな炭治郎の心境は任務をこなすうりに少しづつ変わっていきます。
炭治郎自身の明るく前向きな性格と、禰豆子とともに鬼殺隊の一員としてひたむきに戦う姿が周囲の人間の心を動かしていくのです。柱会議では斬首を主張していた煉獄杏寿郎が「俺はお前の妹を信じる」と最後の言葉を残し、悲鳴嶼行冥は「私は君を認める」と声をかけるなど、柱たちからも鬼殺隊の一員として迎え入れられてきたのでした。
村田や陰の後藤などからも可愛いがられていう事からも、現在の鬼殺隊は炭治郎にとってのもうひとつの家族といっても過言ではないでしょう。
炭治郎の心境の変化が顕著に現れているのは「俺に力を貸してくれるみんなの願いは一つだ 鬼を倒す事 人の命を守る事 俺はそれにこたえなければ!!」というセリフです。この時の炭治郎は禰豆子に背中を後押しされたとはいえ、鬼殺隊の剣士として責務を全うするため、鬼の首を斬る事を優先しました。
現在の炭治郎の状態はかなり危険な状態です。しかし今の炭治郎はかつてのように「自分にしか禰豆子を守れない」という感情はないでしょう。
万が一自分が命を落としてしまっても鬼殺隊の「家族」たちが自分の意思も一緒に連れて行ってくれるはずだと考えているのではないでしゅか。
創造者
複数の呼吸を習得し、「隙の位と」「透き通る世界」など特殊能力を有している炭治郎ですが、炭治郎がチートキャラかといえば答えはNOです。生まれながらに常人の何倍もの嗅覚が備わっており、代々ヒノカミ神楽を継承する家の出である炭治郎は先頭に役立つであろう素質をもっていました。
ただしそれらが戦いの場で活かされるようになったのは炭治郎自身が戦場で常に思考し、試し続けたからでしょう。既存のものである「ねじれ渦」と「流流舞い」を組み合わせた「ねじれ流流舞」、ヒノカミ神楽「円舞」に善逸から教わった「霹靂一閃」の足運びを組み合わせた「円舞一閃」など応用技を多く生みだしてきました。
それは炭治郎の思考力とチャレンジ精神の賜物なのでしょう。命のかかった大一番でも思考を放棄せずに戦技の進化を模索し続ける事ができる、失敗を恐れずにトライ&エラーを繰り返す粘り強さが炭治郎の強さの源なのでしょう。
慈悲の舞
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鬼滅の刃の大ヒットは物語の面白さはもちろんの事、その戦闘シーンの映像美にも秘密があるといえるでしょう。
その中でも特にヒノカミ神楽の演出は鳥肌ものです。初登場の演出は下弦の伍・累との戦いの最中でした。赤く燃え盛る日輪刀で大きな円を描きながら繰り出す迫力満点の「円舞」は印象的なBGMも加わり心に残る名シーンとなりました。
また円舞以外の技でも神楽を連想させるよな軽やかな動きが目立ちます。上半身をひねったり、宙返りをしたりと、全身全霊で斬りかかるとうよりは、剣舞のようなイメージです。
どうか鬼が苦しまずに逝けますようにと、動作に慈しい祈りが込められているかのようなヒノカミ神楽は、鬼にも憐れみの気持ちを向ける炭治郎に相応しい技だといえるのではないでしょうか。
竈門 炭十郎

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炭十郎は炭治郎と禰豆子の父親であり、病のために連載スタート時にはすでに故人となっています。しかし炭治郎の回想シーンにはたびたび登場し、勇気付けてくれたり、戦いのヒントを与えてくれたりする重要人物です。
炭十郎はヒノカミ神楽を炭治郎に教えた張本人であり、日の呼吸を会得していて、透き通る世界も見えていた事が判明しています。炭治郎や禰豆子のピンチに登場するのは父炭十郎だけではありません。
家族がそれぞれ回想シーンによって登場してくるのです。竈門家一家に絆は今も変わらずに固く結ばれているのでしょう。
元鬼殺隊?
炭治郎が炭十郎を思い浮かべる時に一番に浮かぶのが、やわらかな笑顔と川のせせらぎのように落ち着いただったというように、穏やかな人物であった事が伺えます。
炭治郎は身体が弱く呼吸法を取得しているから元鬼殺隊だったのではという声もありましたが、呼吸だけでは鬼殺隊にはなれないので元鬼殺隊であった可能性はかぎりなく低いと思います。
生まれつき痣のがある者は25年以上生きられる!?

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炭治郎や柱に発現する不思議な痣に隠された秘密とは一体何なのでしょう か。 常人離れした身体能力を持つ鬼殺隊の柱の中でも、上弦の鬼には容易には勝てません。
しかし炭治郎や柱は、窮地に追い込まれた際に体に不思議な痣を発現させて、戦闘能力を爆発的に向上させて劣勢を跳ね返しました 。たとえば炭治郎は妓夫太郎の戦いで、額に傷の部分の炎のような痣が現れ、無一郎は玉壺との戦いで額や頬に雲のような痣が現れています。
のちに無一郎は「体温が39度以上、心拍数が200以上になること」が痣の発現条件であると分析しました 。 柱レベルの基礎体力があればその異常な状態を維持できるようですが、この力にはデメリットもあるのです。
黒死牟は行冥たちとの戦いの折に「痣を発現させた者は例外なく25歳を迎える前に死ぬ」と語りました。
同時に「痣を発現させた際の力の向上は寿命の前借りだ」とも言っていました。 これは「生物が一生のうちに打つ鼓動の回数」と関係している可能性が考えられるでしょう。

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基本的に小さな生物は寿命が短く、大きい生物は寿命が長い傾向にありますよね?しかし小さな生物は鼓動が早く、大きな生物は鼓動が遅いので全ての生物が一生に打つ鼓動の回数は同じぐらいになる、という説があるのです。
例えるのなら猫は人よりも体温が高くて鼓動も早く、驚異的な瞬発力や跳躍力があります。痣を発現させた者も鼓動が速まっているために、運動能力が上がり、その代償として本来の寿命分の鼓動を打ち尽くしてしまうために短命になるのかもしれませ ん。
半天狗の分裂体である憎珀天は蜜璃の首元に発現したハートマークのような痣を見て、「鬼の紋様と似ている」と驚きました 。
人間の体に何が象ったような形の痣が現れるのは不自然ですので、この痣は鬼と何か関係がしていてもおかしくはありません 。
鬼と関わりがあり異能の力を持つ人間ということでは、産屋敷の人間も該当します。産屋敷家は無惨という鬼を生み出したために、呪いがかかり一族の者は30年も生きられなくなっていますが、未来を見通す力を持っています 。
痣に関しては1人が発現すると連鎖的に他の者も発現するという特徴があります。かつて痣をもつ緑壱の近くにいた兄の厳勝や他の剣士たちにも痣が現れ、現在でも炭治郎に痣が現れた後で、柱たちも次々に痣を発現させました。
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1人をきっかけに他の者も同じ状態になるというには、病の伝染に似ていると思いませんか? 体温と心拍数を以上に高めて鬼に匹敵する身体能力えを得られるのは、鬼にならずに鬼の力を使っているからであり、さらにその鬼の力は痣のように他者に伝染する特性があるのかもしれません 。
黒死牟は「無惨の血を入れられても、鬼にならない体質の者が稀にいる」と語っていますが、産屋敷家と同様に人間のまま鬼の力を得た者が過去にいて、それが子孫に遺伝したとも考えられると思います。
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そして鬼の力をはっきりと発現させたのが緑壱ではないでしょうか? また痣を発現させた者のほとんどは25歳を迎える前に死にますが、例外的に緑壱は80最過ぎまで生きています 。
先ほど痣にまつわる力を病に例えましたが、緑壱は生まれつき痣を発現させており、鬼の力に対する免疫を備えていたために、長く生きることができた可能性があると考え られます。
炭治郎の父・炭十郎も額に薄い痣がありましたが、こちらも生まれつきのものであったと炭治郎が語っています。回想シーンで描かれる炭十郎は病弱そうではありますが、それでも25歳以上にはなっていたと思われます。
痣は鬼にならずに鬼の力を使えることの証であり、生まれつき痣のあるものは25年以上生きられるという事にな るのではないでしょうか。
炭十郎はクマを倒すほどの力があった
炭十郎が亡くなる十日ほど前に、近くで熊が人を襲って喰う事件が起きていました。 ある夜中に炭治郎を起こして、二人で外に出るとそこには九尺もある熊が立っていました。
斧を持ち、熊と対峙する炭十郎は 熊が一歩近づいてきたところで、炭十郎は斧で熊の首を斬り落としてしまうのでした。 「透き通る世界」が見える体捌きを見せてくれたのだと炭治郎が気づくのはまだ先のことです。
ヒノカミ神楽の継承者

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炭治郎の家には「ヒノカミ神楽」という神事の舞が伝承されて いました。 竈門家に代々伝わっており、新年の始まりに雪の舞い散る山で一晩中奉納し、無病息災を祈る伝統があります。
身体の弱い炭十郎が一晩中踊れる理由をきいた炭治郎に対して、炭十郎はいくら動いても疲れない呼吸の仕方がある事を教えてくれました。それが 竈門家に代々伝わる神楽を舞うときに用いる呼吸法「ヒノカミ神楽の呼吸法」「日の呼吸法」という事になります。
受け継いだ神楽と耳飾り
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炭治郎が父から受け継いだのは神楽と耳飾り、炭十郎の言葉から日の呼吸の継承者の証と考えられます。 無惨は炭治郎の耳飾りを見た途端、憎悪の表情を見せました。
無惨は依然縁壱に致命傷を与えられ死ぬ一歩手前でポップコーン戦術で逃げ切りました。無惨は縁壱に強い憎悪を抱き、縁壱を究極のトラウマとしていました。完璧を目指す無惨にとって縁壱こそが化け物だというのです。
炭十郎にも痣があった?
炭治郎の父・炭十郎は炭治郎と違って元々顔に痣がありました。 日の呼吸の素質がある使い手は、生まれつき額に赤い痣があるとされているようです。 炭治郎は火傷と傷跡のようですが、炭十郎の赤い痣は先天性のもの だったのです。元々痣があるので、25歳で亡くなるという事にはならなかったのです。
継国縁壱と竈門家の関係
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継国縁壱は炭治郎の祖先である炭吉とゆかりがあり、鬼殺隊を追放された後も竈門家を訪れています。 縁壱は炭吉に、自分の生い立ちや苦悩、無惨との因縁を語っていることから、かなり心を許していることがわかります。
暫くの間竈門家に滞在していた継国縁壱は、炭吉の妻・やすこに乞われ、竈門一家に日の呼吸の型を披露します。 型を全て披露し終えると継国縁壱は竈門家から離れることを決意し、花札の耳飾りを炭吉に手渡します。
炭吉は自らと家族を救ってくれたことから、耳飾りと日の呼吸を竈門家の子々孫々に受け継いでいくことを約束します。 継国縁壱は「ありがとう」と微笑みを残し去ります。そして、2度と炭吉の所に現れることはありませんでした。
竈門家に耳飾りを託した理由
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黒死牟の回想で後継者が居ないという会話をした際に縁壱が笑ったとあります。 これは縁壱が既に後継者を見つけていたからでは無いでしょうか、この時には緑壱は耳飾りを付けていません。 「私たちの才覚を凌ぐ者が今この瞬間にも産声を上げている。」というセリフは竈門家に生まれている子供の事を指していたのかもしれません 。
「透き通る世界」 によって 竈門家に生まれている子供の才能を見出し、耳飾りを託したのかもしれません。
約束
「炭治郎 この神楽と耳飾りだけは必ず 途切れさせず継承していってくれ 約束なんだ 」炭十郎が 幼い炭治郎にそう伝えるシーンがありました。
当時の炭治郎はまだ耳飾りを着けておらず、逆に炭十郎が耳飾りを身に着けていました。
竈門家は代々子どもに神楽と髪飾りを継承してい る事は触れたと思いんすが、約束とは誰と交わした約束なのでしょうか。 もし「約束」が炭十郎が個人的に誰かと結んだものであれば、炭十郎と縁壱は直接的な関係があったと言えます。
しかし縁壱が生きていた時代は本編から遡ること約400年前とされています。
縁壱の耳飾りは400年のあいだ、竈門家の先代が継ぎつづけることで炭十郎まで行き渡ったと考えることができます。
日の呼吸の使い手
継国 縁壱

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縁壱は炭治郎の先祖である炭吉を鬼から救ったことで、 縁壱が竈門家にちょくちょく訪ね炭吉とも悩みを話せる仲となります。
そこで、縁壱は「日の呼吸」の後継者がいないという悩みを炭吉に話します。 そこから、竈門家にはどのような展開か不明ですが、「日の呼吸」が「ヒノカミ神楽」と名を変え舞として受け継がれていきます。
竈門 炭十郎

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体がとても弱いのですが、ヒノカミ神楽を一晩中舞うことが出来ていました。 炭十郎曰く、呼吸法があってそれをすると疲れないといっています。
呼吸法 は 「日の呼吸」 です。 縁壱と同じ耳飾りをしています 。この耳飾りはヒノカミ神楽とともに、竈門家に大事に受け継がれてきたものです 。
竈門 炭治郎
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「日の呼吸」を「ヒノカミ神楽」として父・炭十郎から受け継ぎました。 耳飾りもしています 。 ヒノカミ神楽を技として初めて使ったのは那田蜘蛛山の戦いの時でした。
世間の声

まとめ【鬼滅の刃】炭治郎の親について考察検証【最新情報】
今回は炭治郎の親について考察検証してみました。ヒノカミ神楽の日の呼吸はとても美しい技ですよね。
しかし現状は13の型を出す前に炭治郎が無惨に飲み込まれて生死不明となっています。
ヒノカミ神楽にしても、日の呼吸にしても伝承者が炭治郎ただひとりなので、今度はどうなるのでしょうか?縁壱編でも書いていますので、合わせて読んでみてもらえたらと思います。
今回も最後まで御愛読ありがとうございました。


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