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【転生したらスライムだった件】第16巻71話から74話をネタバレ解説!あらすじを無料読破しよう!

今回は【転生したらスライムだった件第16巻71話~74話まで無料読破!について紹介したいと思います。

そろそろヴェルドラの復活が近いのでしょうか!?リムルも魔王になる覚悟を決めます!ヴェルドラいい竜?なんで登場が全くなく寂しかったので、早く復活して欲しいですね。

第16巻は71話から74話までのあらすじとなっております。実際に読んだ私が独自の解説をしたいと思います。

では【転生したらスライムだった件】第16巻71話~74話まで無料読破!についてみていきましょう!

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目次

第71話:解き放たれし者

ヴェルドラの復活が近い事を知ったリムルは、名実ともに魔王になる事に決めます。

既に真なる魔王になっているリムルでしたが、外に向けて宣言すると言うのです。

「十大魔王」に名乗りを挙げる、とテンペストの皆に宣言します。

なぜかと理由を尋ねるベニマル。リムルはクレイマンに喧嘩を売る為だと説明します。目的は不明ですが、裏で暗躍しているのが許せないのです。

その言葉に異論を唱えるものはおらず、皆が承諾するのでした。ソウエイは早速情報収集に向かい、獣王国の三獣士も配下に加わります。

シオンもディアブロに、秘書としての心得を説いています。戦闘の準備が着々と進む中、リムルは付き添いもなく、1人で出かけます。

到着した先には、ガビルがいました。ガビルに開発部門を任せると言うリムル。頑張りが報われ、とうとうガビルも幹部に昇進したのです。

浮かれるガビルと部下たち。見張りが疎かにならないか心配するリムル。洞窟の奥に誰も近づかせないように伝え、リムルは1人で奥へ向かいます。

洞窟の広間に出たリムルは、智慧之王に無限牢獄の解除を頼みます。

ヴェルドラ

轟音と砂煙が立ち込める洞窟の奥からは、懐かしい高笑いが聞こえるのでした。

俺様復活!と元気に元の姿に戻ったヴェルドラ。

軽く声をかけるリムルに、扱いが軽いと拗ねてしまいます。ヴェルドラは自身の復活はまだ先だと思っていましたが、思ったより早かった事に驚きます。

リムルは魔王になった事で、ユニークスキルがアルティメットスキルに変化したからでした。それを聞くも、驚かないヴェルドラ。

こっそりのぞき見をしていたヴェルドラですが、のぞき見を一生懸命ごまかすのでした。

実はリムルが村人に名前をつけても無事だったのは、ヴェルドラの魔素のおかげだったのです。

割としんどかった、と愚痴るヴェルドラ。お礼を欲しがるヴェルドラでしたが、その時初めて自身もアルティメットスキルに変化している事に気づくのでした。

ヴェルドラは現在思念体です。外に出るには受肉しないとならず、依り代が必要になります。

リムルは自分の分身体を用意し、ヴェルドラに渡すのでした。分身体に入った事により、ヴェルドラとの魂の回廊が確立されます。

リムルは新たに、アルティメットスキル「暴風之王(ヴェルドラ)」を獲得するのでした。

受肉した事で、男性版リムルになったヴェルドラ。

しかし町では、強すぎるヴェルドラの気配を感じ、大混乱が起きていたのでした。

第72話:渦巻く陰謀

復活を果たしたヴェルドラ(暴食之王)は、妖気(オーラ)を抑える特訓中。

究極能力(アルティメットスキル)・暴食之王(ヴェルドラ)の権能は、

暴風竜召喚
暴風竜復元
暴風系魔法
となっているとのこと。

さらに”魂の回廊”の確立により、リムルに個体名”ヴェルドラ”の記憶が複製。

これにより何らかの要因でヴェルドラが死亡しても、リムルより復元が可能になりました。

「暴風竜復元ってなんだ?」

と疑問に感じつつ複製は、ヴェルドラが自分をバックアップに利用しているものかと理解。

その後。

リムルの指導のおかげもあり、ヴェルドラは大分オーラを抑えられるようになりました。

そして智慧之王(ラファエル)から再び通知。魔物たちの進化が完了、「食物連鎖」によりスキルが大量に届いている、と。

リムルはラファエルに頼み、取捨選択して「能力改変」を実行。ちなみに食物連鎖とは、アルティメットスキル・暴食之王(ベルゼビュート)の権能の一つ。

権能は食物連鎖のほかに、

捕食
胃袋
擬態
隔離
腐食
魂喰(こんじき)
があります。

アルティメットスキル

魂の系譜に連なる魔物たちのスキルはリムルに集約し、リムルの力の一部も彼らに備わります。

そして無事にスキルの統廃合が完了。するとリムルのユニークスキル・無限牢獄がアルティメットスキル・誓約之王(ウリエル)へと進化。

「アルティメットスキルってそんな簡単に獲得できるの?」

と少し不安になるリムルなのでした。誓約之王(ウリエル)の権能は、

無限牢獄
法則操作
万能結界
空間支配
の4つ。

「俺もヴェルドラを閉じ込められるようになったか。この力はみんなとの絆の証だ」

と心の中でリムルは感じました。するとヴェルドラが、もう能力の把握は済んだのか?と声をかけてきました。

ヴェルドラもオーラの制御を体得した様子。そして2人は洞窟を後にするのでした。洞窟を出ると、入り口ではちょっとした騒ぎが起きています。

どうやらヴェルドラの復活を知った魔物たちが、リムルを追いかけてきた様子。「リムル様が無事なのは間違いない。我らとて迂闊に動けない」

と魔物たちを制止しているベニマル。そこへリムルはヴェルドラを引き連れ登場。無事に戻ったことを報告し、みんなにもヴェルドラを紹介しました。

いきなりの紹介に驚く魔物たち。

しかしヴェルドラは意に介することなく、明るいフランクなノリで自己紹介を始めます。

「我は暴風竜ヴェルドラ=テンペストである!リムルとの関係は友達だ!!」

先程とは違う意味で再び驚く魔物たち、友達と言われたリムルは恥ずかしそうに下をむいていました。

そしてヴェルドラに挨拶をする樹妖精(ドライアド)するとそこにソウエイがやって来ました。ソウエイはクレイマンの動向をリムルに報告。

リムルは調査結果は会議室で聞くとし、この場にいない幹部たちを大会議室に招集するよう指示しました。

ご立腹のクレイマン

その頃。

クレイマンはひどく腹を立てています。

「たった1人の魔人に殲滅させられるとは…」

偵察任務中のピローネが殺されたことについても驚いています。さらに自分の覚醒を失敗と判断。

そこにやって来たフレイ。フレイはミリムを引き連れてきました。

「魔王ミリムが魔王カリオンを一蹴。獣王国ユーラザニアは消滅した」

とクレイマンに伝えます。

クレイマンは不敵な笑みを浮かべ、ミリム・ナーヴァ(絶対的な力)を手に入れたと思うのでした。

そしてようやく魔王レオンを始末できると。その前にクレイマンは、目障りな西方教会を消すことを目論みます。

”あの方”の任務で潜入しているラプラスの報告を待って…。

第73話:魔人たちの策謀

”魔物の殲滅”

それが西側諸国に広く流布するルミナス教が掲げる競技の一つでした。

ラプラスは西方西境界に潜り込んだものの、ラプラスの前には祭服を纏ったヴァンパイア(吸血鬼族)が現れました。

「ルミナス様の御前を汚すことは断じて許さん!」

ラプラスはヴァンパイアが放った攻撃により、消滅してしまいます。

場面は変わりイングラシア。

西方聖境界の発端はルミナス信仰の国外布教を目的として、神聖法皇国ルベリオスの下に作られた組織。

現在は騎士団長ヒナタ・サカグチの統率のもと、下部組織とは言えないほどの影響力を持っていました。

しかしただ1人。

神ルミナスの代弁者たるルベリオスの法皇の言葉には耳を貸す、と知られていました。

そしてとある館。

消滅したと思われたラプラスは、この館に訪れていました。

魔王カザリーム

執事の女性に案内されて向かった先は、ユウキ・カグラザカの部屋。

どうやらラプラスはユウキの命により行動していた様子。しかしラプラスは西方聖教会の正体を掴むことができませんでした。

そして、知らずにユウキの計画に巻き込まれているリムルに同情。その後、ユウキは言いました。

「僕の中にいた君たちの会長の魂は無事、人造人間(ホムンクルス)に定着したよ」

と。

早く会わせてくれというラプラスに対し、もうそこにいると告げるユウキ。そう、ラプラスをここに案内した女性こそ魔王カザリームだったのです。

ラプラスとカザリームは200年ぶりの対面。カザリームは10年もかけてようやく肉体を手に入れました。

「おかえりなさいカザリーム会長。中庸道化連一同待っておった。フットマンもティアもクレイマンも」

と、改めて挨拶をするラプラス。ただ現時点ではまだ、魔王カザリームの完全復活とはいえません。というのも全盛期の力には遠く及ばないから。

カザリームはレオンへの怒りに満ちあふれています。そんなカザリームとユウキに対しラプラスは、西方聖教会に関することを話しました。

本部には怪しいものはなかった
霊峰の頂上にある奥の院に目指すことにした
しかし吸血鬼にバラバラにされた
神聖なはずのあの場所に吸血鬼族がいたのが謎
つまり教会に属しているということ
ラプラスの話を聞いたカザリームは、吸血鬼族の正体が魔王ヴァレンタインであると説明。

ラプラスが喰らった技は”血刃閃紅波 ブラッドレイ”という、血を魔粒子化させて放出する技とのこと。

そしてユウキは、法皇の正体が魔王ヴァレンタインだったのかもしれない、と推測しました。

ただもっと西方聖教会を調査したいけど、魔王ヴァレンタインがいると迂闊なことはできない、と呟きます。

そこでラプラスが提案。

「グレイマン、魔王ミリム、魔王フレイがいるなら”魔王達の宴 ワルプルギス”を開けばいい」

場面は変わり、ジュラ・テンペストへ。

捕らえられたファルムス王エドマリスが目を覚ましました。

リムルの第一秘書であるシオンがこれから、エドマリスに尋問を行うところ。

「リムル様のきれいな手をお前は人間の血で汚させた」と怒りをあらわにしています。そしてシオンによる厳しい尋問が行われるのでした。

第74話:人魔会談1

「クレイマンが軍を進めている。進軍経路を見るに”忘れられた竜の都”を目指しているかと」

リルムはソウエイから、このような報告を受けています。軍の数はおよそ3万と。すると誰かが来ると気配を察知し、ソウエイの話を遮りました。

リルムのもとにやってきたのは、フューズ。

「ブルムンド王国とテンペストの安全保障条約に従い、馳せ参じた。俺たちも対ファルムス軍の末席に加えてくれ」

フューズはリルムに懇願したものの、すでに戦いは終わっています。宣戦布告から2週間も経っていないでしょう!?と驚くフューズに、リルムは事情を説明。

さらに智慧之王(ラファエル)から追加で通知。ガゼル・ドワルゴが先頭に立ち30騎の群れを率いて近づいていると。

リルムは”魔力感知”の上位能力である”万能感知”を習得し、検知できる範囲と精度が大幅に向上していました。

しかしあまりに高性能がゆえ、逐一通知が届くのがネック。そこでリルムは、危険な相手だけ知らせてくれと智慧之王(ラファエル)に指示。その後リルムはフューズやガゼルに対し、

魔王になったこと
ファルムス軍との戦争が終わったこと
ファルムス軍が行方不明になった理由
などを説明しました。

説明が終わると、万能感知に反応しない人物が現れました。彼らは魔導王朝サリオンの使者で、サリオン公爵家の当主。そしてエレンの父親でもあります。

エラルド・グリムワルド

「貴国との付き合い方を考える上でも、自分の目で見ておきたかった。娘が気に入った貴殿という人物を」

とエラルドは言いました。

その後、各国の代表が集い会議が開かれます。

武装国家ドワルゴンより
「国王陛下 ガゼル・ドワルゴ」
獣王国ユーラザニアより
「三獣士筆頭 アルビス」
ブルムンド王国より
「ギルドマスター フューズ」
魔導王朝サリオンより
「大公爵エラルド・グリムワルド」
ジュラ・テンペスト連邦国より
「魔王陛下リルム・テンペスト」
顧問として
「ヴェルドラ」
まずはリルムの経緯、ルーツやヴェルドラとの縁を説明。

元は異世界の人間だったこと、スライムに転生してからの日々、魔王化に至るまで…などなど。そして公にする筋書きは大きく変えると言いました。

「”暴風竜”の仕業ならば話は別。その存在はもはや伝説であり、その行いは紛うことなき”天災”」

だと。

各国代表はもちろん、ヴェルドラもこの筋書きを使うことを承諾。ただガゼルは、捕虜はどうするのだ?と問いました。

リルムの回答はこうです。

「ファルムス王国には一度滅んでもらう。そして英雄ヨウムを新たなる王に据える」

一方その頃。

別国では魔王と思われる人物のもとに、部下が報告に訪れています。賛同者はミリムとフレイという名前を聞き魔王は、相変わらずバカの考えは分からんなと呟くのでした。

まとめ:【転生したらスライムだった件】第16巻71話~74話まで無料読破!

今回は【転生したらスライムだった件】第16巻71話~74話まで無料読破!について紹介しました。

遂にヴェルドラの復活です!嬉しいですね!!!しかもリムルと盟友なので裏切ることがありませんし、リムルと同じ擬態化もできます。

早く17巻が出るといいですね!

最後まで御愛読ありがとうございました。

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