今回は【転生したらスライムだった件】第7巻32話~35話まで無料読破!について紹介したいと思います。
ミリムは怒ったら手がつけれませんが、見た目も中身も可愛いですよね。漫画でも可愛いのですが、アニメのミリムはもうちょっと可愛く描かれています。
ミリムの次は一体誰がテンペストの街に襲来してくるのでしょうか。やはり魔王の手先なのでしょうか。
第7巻は32話から35話のあらすじとなっております。
では【転生したらスライムだった件】第7巻32話~35話まで無料読破!についてみていきましょう!
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第32話:ミリム旋風(後編)
ミリムはテンペストでの生活を満喫していました。そうはいっても、彼女はれっきとした魔王の一人。
実力は凄まじく、計り知れません。その魔王がなぜか自分の親友を名乗り、町に住み続けていました。
ある日、リムルはベニマルたちに蜂蜜について教えてあげます。
他にも砂糖があれば料理の幅が広がって、甘いお菓子を作ることができると言いました。
すると、シュナ、シオン、ミリムが目を輝かせます。彼女たちは、スイーツ同盟を組んで仲良くなった様子。必ず砂糖を手に入れてみせると息巻いていました。
同時に、リムルはカイジン、ベニマル、ハクロウの三人からある忠告を受けます。彼らは今のミリムがいる現状を危惧していました。
もし、事の経緯を知らない他の魔王が今のテンペストを見たら勘違いしてしまうからです。
「ミリムがテンペストと同盟を結んだ」と。そう見做されないためにも、ミリムの動向に気をつけたほうがいいということで一致。
最悪、魔王間の力の均衡が崩れてしまうかもしれません。森が勢力争いに巻き込まれる可能性もあります。
ミリムとの友好関係の構築は、かなり危険が付き纏っていました。とりあえず、自分たちと敵対する魔王が現れた時にまた対処するという結論に至りました。
ミリムは他の魔王よりも強い力を持ち、危険人物です。もし彼女を追い出して敵対された場合には敵わないからです。
そんな危なっかしいミリムの世話は、主に親友のリムルが担当することになりました。翌日、朝食後にリムルはミリムと共に、服の製作工房を訪れました。
ミリムはたくさんの服を見て心躍らします。無事シュナに彼女を託すこともできて、安堵するリムル。
再会
その後、リムルはカイジンと共に回復薬の研究所へ。そこでかつてリムルたちを嵌めようとした意地悪な大臣・ベスターと再会。
なぜ町にベスターがいるのかというと、ガゼル一行がテンペストを去ってから2日後の頃に遡ります。
テンペストを去ったはずが再びガゼルが現れて、ベスターを置いて行きました。知識の流出も問題ないとして、そのための盟約だと言います。
ベスターも裁判の時のことを1時間近く謝罪。ガゼルが連れてきたということもありリムルも信用し、優秀なベスターを雇うことになりました。
それからはガビルたちと共に、回復薬の研究を任せていました。
こうして、彼らは大賢者が作っているものと同じ「完全回復薬」を作り上げたのです。
過去を反省し研究に没頭するベスターに、カイジンも許し、かつての仲の良かった頃に戻った二人。
また、ベスターは「拠点移動」という魔法も設置していました。それはかなり優れもので、リムルは彼の功績を称えるのでした。そして、そろそろシュナに託していたミリムを迎えに行くことに。
そんな中、街中では凄まじい爆炎が轟いていました。
第33話:魔王達の企み
凄まじい爆炎を街から聞いて、すぐさま駆けつけたリムル。
ソウエイから事情を聞くと、テンペストに警戒網を抜けた複数人の魔人が現れたとのこと。
中でもリーダー格の男は、カリオンが支配する土地に相応しいと言ってリグルドに共感を求めました。しかしリグルドはそれに頷きませんでした。
その瞬間、男が攻撃を仕掛けてきて、リグルドを殴ったとのこと。リグルドは大怪我を負ってしまいました。しかしリーダらしき男はなぜか倒れています。
なんと侵入者に気づいたミリムが、他が止める間も無く「お仕置き」と称してやっつけていたのでした。それは、捉え方次第では許可なく暴れたということになるかもしれません。
リグルドは、自分を庇ってくれたミリムを叱らないであげてほしいと言います。
この有様を見ていたソウエイは、男たちが魔王カリオンの部下だと言っていたと進言。
男たちの報告次第では、カリオンのテンペストへの心証が悪くなるかもしれないと述べます。
結局、約束を破ったとされるミリムには、昼食抜きの罰が下されました。とりあえず場所に移し、意識を取り戻したであろう男の言い分も聞くことに。
リーダーの男の名はフォビオ。
彼の魔素量はベニマルを上回っていて、思っていた以上に実力のある大物でした。
フォビオはリムルの問いかけにも答えず、スライム風情に答える義理はないと愚弄。一方でリムルは、フォビオの態度次第で敵対関係にもなれると忠告。
続けて、ジュラの大森林全体を敵に回す覚悟はあるのかと問います。幸い、フォビオの主への忠誠は本物で、話し合いに応じる気になったようでした。
魔王たちの動き
実は、リムルにとってもカリオンを敵に回し紛争になるのは避けたい案件だったため、一安心。
彼は、カリオンからリムルたちを配下へスカウトするようにと、命じられてやってきたと告白。それによって、湿地帯での戦いを見ていた魔王が、ミリムの他にもいたと判明。
結局、魔王カリオンとは後日交渉に応じるということで終わりました。その後、リムルは魔王についてミリムに聞くことに。
彼女は、お互い邪魔をしないという約束だとして、打ち明けようとしません。
しかしこれでは、何か秘密があると自白したも同然。親友というワードで彼女を問い詰め、さらに武器で釣り情報を得ることに成功します。
それで判明したのは、ミリムを含めた魔王4名によるある計画でした。彼らは、傀儡の魔王を誕生させようとしていたのです。
他の魔王もリムルの元へと干渉に来るのではないかと恐れを抱くリムルたちなのでした。
第34話:魔物の国に集う者達
その頃、ファルムス王国ではオークロードの出現に、大臣は頭を抱えていました。もちろんこの問題は既に解決しています。
しかし大臣は何も知らないため、まだオークロードは存在していると思っています。大臣は考え抜いた結果、「辺境調査団」を結成。それは、矯正施設に収容されていた荒くれ者で組織された集団です。
しかし団長のヨウムは、準備が何もかも粗末な組織に対して、自分たちは捨て駒の存在だと気づいていました。
一方、ジュラの森では4人組がナイトスパイダーに襲われていました。
彼らは、シズと共にこの森に来たことがあるギルド3人組のカバル、エレン、ギド。そして、そしてブルムンド王国のギルドマスター・フューズを入れた4人です。
ナイトスパイダーは頑丈な体と槍のように鋭い足で彼らを追い詰めてきます。
なんとか彼らも反撃し倒したかと思いましたが、魔物は頑強な上に魔法も効きません。絶体絶命の中、騒ぎを聞きつけたヨウムが彼らの加勢に入りました。
それでも劣勢なのには変わりありません。
そこへゴブタも助けにきてくれて、クロベエが作の小太刀で魔物をあっという間に仕留めました。
ゴブタは助けた4人組をリムルに紹介することに。まずはフューズが挨拶し、シズを弔ってくれたことに感謝を述べました。
さらに、以前オークロード討伐に苦労していた時にソウエイからリムルの話を聞いていたとのこと。
英雄に!?
オークロードを倒したリムルがどんな人物なのかを見極めに来たと言います。
リムルはフューズに、ガゼルと盟約を結んだこと、カイジンやベスターがいることを伝えました。
それを聞いたフューズは驚いて固まってしまいます。ずっと黙っていたヨウムも口を開きました。
彼は、スライムであるリムルが喋って偉そうにしていることを不思議に思っていたようです。リムルに対して無礼な口の聞き方をしたことに、シオンは立腹。
ヨウムも剛力丸で叩かれて、さすがに鎮まりました。次は、お目付け役のロンメルがヨウムたちをファルムス王国の調査団だと紹介。
リムルは、ヨウムに危険な調査に安い装備で送り出されたというのに、何故逃げなかったのか問いました。
すると、オークロードについての情報を仕入れないと街の住民が危ないからと答えるヨウム。
ぶっきらぼうな言い方ではありますが、彼の言葉からは住民への思いやりが感じられました。
そして、オークロード討伐についての情報は、まだ一部にしか知れ渡っていないと判明。
リムルはそれを好都合だとして、なにか企みがある様子です。なんとヨウムに、英雄にならないかと提案するのでした。
第35話:ヨウム英雄化計画
英雄にならないかという話に、困惑するヨウム。そこには、リムルのある計画がありました。
幸いにも、魔物がオークロードを倒したという話はまだ世には広まっていません。もし知られてしまったらどうなるでしょうか。
テンペストは魔物の国であり、このままでは危険な印象がついてしまいます。リムルは、もしそうなった場合、魔物と人間が仲良くなれないのではないかと危惧していました。
そこで、ヨウムがオークロードを倒したということにしてもらいたかったのです。自分たちはただ、ヨウムたちの手助けをしただけと。
フューズも、周辺諸国に噂を流すなど協力できるとリムルの計画に賛同。さらに、リムルはフューズとヨウムの二人に、テンペストでの滞在を提案。
勇者の真似事はガラじゃないと嘆くヨウム。ミリムは消極的な彼に「勇者を名乗ったら因果が回る」と助言。
しかし、ヨウムは彼女をガキ呼ばわりしたため、怒ったミリムに殴られてしまいました。ひとまず、ヨウムはテンペストに滞在することに。
その後、リムルはロンメルからヨウムについての話を聞きました。彼は以前、調査団全員が死んだことにして皆を逃がそうとしていたようなのです。
死んだことにすれば追ってはかかりません。そして彼は団員に自分についてくるように言ったとのこと。
ロンメルは不思議と、説得力を感じたそうです。ヨウムは仲間を大事にする男だということが、リムルにもよく分かりました。
そんな話をされているとはいざ知らず、ヨウムは街を歩いていました。彼は街の雰囲気の和やかさに気づき、魔物たちがリムルのことを慕っているのがよく分かりました。
ヨウムの決断
いよいよ決断の時。
ヨウムは英雄になると引き受けてくれました。
仲間に慕われている者の言葉には説得力があると言って、リムルを信用することにしたのです。
期待を込めて、握手を交わす二人。こうして、ヨウム英雄化計画が始まりました。まずは英雄に相応しくなるため、体裁を整える必要がありました。
ヨウムはクロベエに剣を、シュナには服を作ってもらいました。さらに、ハクロウに稽古をつけてもらいながら、英雄になるための強さをつけていきます。
その頃、一人の女性がクレイマンに調査報告中でした。クレイマンはその女性に、引き続きジュラの大森林で監視を続けるよう依頼。
急いで立ち去っていた彼女と入れ替わるように、次はティアがやって来ました。彼女は、フレイの悩みを探っていたようです。
さらに、カリュブディスが復活すると報告。カリュブディスは死と再生を繰り返す天空の支配者です。
クレイマンは、ミリムとカリュブディスを戦わせようと考えていました。そこで、カリオンの遣いとして来ていたフォビオを利用しようと画策していたのでした。
まとめ:【転生したらスライムだった件】第7巻32話~35話まで無料読破!
今回は【転生したらスライムだった件】第7巻32話~35話まで無料読破!について紹介しました。
仲間がどんどん増えて楽しくなってきましたね!しかしそれを妬む者も新しい敵もどんどん出てきますし、魔王たちの企みはそれぞれ違うので、これから誰がどんな企みをしているのか気になりますね。
リムルは何があっても仲間を守ることでしょう。
最後まで御愛読ありがとうございました。
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