この記事では趣味・特技の履歴書を書くのに困っている人向けに趣味内容を一覧にしてみましたので参考にして頂けると幸いです。
就活中の方やこれから面接を受ける際に役立つ,好感も持てる良い例と好感を下げる悪い例を紹介したいと思います。
私自信は過去に人事部に居た経験を元に好印象を持った内容やイメージダウンしてしまう内容などをこれから面接などを受ける皆様に少しでもお役に立てればと思いまとめました。
まず初めて紹介するのは人事の方は履歴書についてどのような視点を持っているのか?について本質を知って頂きたいという思いもありますので紹介させて頂きます。
人事担当は履歴書をそんなに見てない
人事担当は「履歴書はそんなに見てない」と思った方がいいです。
履歴書は違う視点を持って見ている事を理解しましょう。
結論から言うと私が履歴書を拝見する際は下記の4つのポイントを意識していました。
・誤字脱字がないか?
・消しゴムで消した後はないか?
・ボリューム感はどうか?
・インパクトのある内容が書かれているか?
実際に上記の内容はあくまでも私が上司に教えて頂いた内容になるので正しいのか?は各企業によって変わってくると感じます。
しかし,履歴書自体はこのような視点を持って人事は第一判断をする傾向があると感じます。
それでは各視点について解説をしたいと思います。
見やすいか?
履歴書で最も重要なのはパッと見た印象「見やすい」と人が判断するかどうかです。見やすいと思わなければスルーされてしまう可能性もあります。
いい例で言うと一度は出した事のある「応募はがき」ではないでしょうか?
応募はがきは選ぶ側にとって第一印象で決まるとも言われています。
※色合いは履歴書にとっては無関係になります。
消しゴムで消した後はないか?
意外と知らない人も多い、「消しゴムの後が残っている」という事です。
面接官はこのような消した後を丁寧に消していれば分からないはずですが雑な部分が出ると薄く残っている場合があります。
基本的には間違えた場合は新しい紙に正書するのがベストです。
誤字脱字はないか?
誤字脱字はNGです。人事担当が気づかなければいいのですが,聞いた話しによると誤字脱字を徹底して見つける企業さんもいるようです。
これはこのような意図があると考えられます。
お客様との契約書の際に誤りのある書類は無効になりますよね?誤字脱字が無い事を把握した上で提出するのが基本という事です。
ボリューム感はどうか?
最初に言った「見やすさ」の部分とも繋がる,文字のボリュームは意識された方がいいようです。
スカスカであったり,文字が小さく多い場合は「見づらい」印象を持たれやすいです。
「特になし」という記述ばかりや文字数が多すぎるような事の無いよう注意しましょう。
インパクトのある内容が書かれているか?
これは正直言って運もあると思いますが,人事担当は下記のような流れになります。
上記のように①→②→③でパッと見た時の印象が当日面接で話しをする時には頭に入っている印象があります。
この人の場合だと「全国の強化選手に選ばれている」というインパクトがありますよね?
※上記の内容は例になります。
これがインパクトがあるか?になります。何もないという方は無くてもいいので自分が最も訴えた内容をインパクトとなるように記載するといいかもしれないです。
以上が人事担当が見る履歴書の視点になります。
少し本質を知っていると履歴書を書く際に活用できると思いましたので紹介させて頂きました。
では続いては履歴書の「趣味・特技」についての良い・悪いを紹介していきます。
趣味・特技履歴書の一覧
履歴書の趣味についての好印象,悪い印象について紹介をしたいと思います。
やはり賭け事系はイメージを下げてしまいますよね?その他いいと思っていた事も意外とNGの可能性のある内容もまとめてみましたのでご覧頂ければと思います。
イメージアップになる趣味・特技
・スポーツ
好印象ポイントとしては団体でのスポーツ競技であれば尚印象はプラスです。社会人になる上で必要なコミュニケーションや社内,社外での交流は最初から自然に取り組める方が有利だからです。
企業内容にもよりますが,スポーツ系は基本的には印象が良く爽やかさを感じました。
また長年続けていれば「小学校から大学まで」と補足として記入する事でこの人「継続」できる人で忍耐力もあるなと感じるからです。
・ボランティア
ボランティアの経験のある方は必ず記載をされた方がいいと私個人は思います。
人の為,社会の為に自ら行動される素晴らしさがボランティアにはあると思います。
報酬目的でも無く無料ボランティアとして活動されるという事は企業とてもプラスのポイントになるかと思います。
・起業に活かせる趣味
これはかなり重要ポイントだと思います。
ある程度入りたい企業を受ける別けなので例えばその企業がアプリ開発の起業であれば「独自のアプリ開発商品を提示する」など実際に企業に入ったら私のスキルを活かせますよ?というアピールがあれば企業とても採用しやすい傾向になると思います。
競争が激しい企業ほどこのようなスキルを強調する必要性が今後は更に増えて来ると思います。
上記の内容が履歴書の「趣味・特技」の欄に記載するイメージアップに繋がる内容になります。
私が体験した内容を踏まえて説明をしているので,ちょっと違くない?と思われる方もいると思いますが予めご了承下さい。
イメージダウンになる趣味・特技
・賭け事(ギャンブル)
基本的にNGかと思います。社内でのお金のやり取りやお客様とのお金のやり取りや契約がある職種ですと採用する側として不安を感じてしまいます。
パチンコ・競馬・ボートレース・ゲームの課金
・宗教
宗教の話しをするのは勧誘するのと変わらなくなってしまいます。人それぞれの価値観や考えがあるので履歴書や面接の際に触れるのはNGかと思います。
・政治
政治については基本伏せておくべきであり,面接官などから社会にどう思うのか?について質問があった場合のみ政治の話題を少し交えて話すのはいいと感じます。
上から目線になるような政治の話しはしない方がいいです。
上記の内容が絶対にダメだという見解はいけないと思いますので面接官や企業に合わせた対応をされると良いと思います。
是非参考にしてみて下さい。
履歴書の書き方例文※完コピNG
上記を踏まえて私なりに履歴書を書くならばと思いより好印象を持ってもらう為の例文事例とポイントをお伝え出来れば幸いです。
あくまでも私の経験した上での見解になりますので全て正しいとは思っておりません。参考にして頂く程度でいいかと思います。
趣味・特技の例文
バレー(小学生から続けて来たバレーを社会人になった今も小学生に指導をしならが続けている)
・野球(甲子園を目指した仲間たちと社会人になった今も週に一度の草野球をしています)
・サッカー(国体を目指した仲間達とフットサルチームに所属しており週1回試合をしています)
・プロミラミング(10年間の気象データをもとに分析などをしております)
・旅行(国内旅行を中心に40都道府県を周り,各地の方々との繋がりが生まれました)
・盆栽(父の影響もあり,盆栽の剪定や育ちを日々実感しております)
ポイント
ポイントはインパクトと嘘偽りのない体験談をできるだけ完結的に記載するという事です。
長年やっている事は「継続」して来た人という印象が強いです。
続けられるという事は忍耐力を持って諦めずに続けて行ける?という印象になります。
高卒と大卒の違いもそうですが,大学に通った人は少なからず受験勉強をし大学に入学された人という事でイメージが高卒と大学では少し違って来るかと思います。
あくまでもイメージなので高卒・大卒の偏見はこれからの時代は逆に無くなって来るかもしれないですね。
最重要ポイントは「継続できる人」と「個々の能力がある人」にこれからは採用する側も重点ポイントとなる企業も増えると思います。
趣味・特技の履歴書一覧!就活で役立つ良い・悪い例を紹介まとめ
いかかでしたでしょうか?活用できましたら幸いです。
結論を言うと履歴書はただの紙切れです。二次試験以降は自分の発言や仕草で大きく変わってきます。
その為にも履歴書の内容は嘘はかかない事と実体験のない事は書かないという事が面接当日にありのままの自分を言葉として表現できる事ができます。
あくまでも嘘はNGですが少しは大きな目標を述べてそれに向かって取り組んだという程度ならばいいと思います。
本当に目標にしていたかは別ですが・・・
人が感じる印象は少しオーバー気味の方が好印象となると思います。
是非,履歴書の書き方や面接の仕方を毎回同じではなく工夫してチャレンジする事が大事だと感じます。
一発合格は理想ですが,不採用の人ももちろんいます。不採用の人が能力が無いかというと人それぞれ特別な能力はあるはずなので前を向いて切り替える事も大事だと思います。
是非皆様の参考になれれば幸いです。
最後までご覧頂きありがとうございました。
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