今回は【鬼滅の刃】黒死牟の正体を考察【最新情報】 について検証 していきたいと思います。
この内容はジャンプ最新刊までの内容を含みますのでネタバレに注意して下さい。
この中では私の考察などを交えて紹介したいと思います。
では【鬼滅の刃】黒死牟の正体を考察【最新情報】 に ついてみていきましょう。
上弦の壱:黒死牟
上弦の鬼は個性は揃い。中でも黒粗暴は別格といえます。ただ静かにそこに在る。粛粛とした雰囲気をまとった鬼です。
黒死牟が本格的に登場するのは無限城で無一郎と遭遇してからなので、19巻時点では出番は多くありません。たださすがに十二鬼月のトップの実力者といったところ。わずかな話数でも実力を見せ、霞柱・無一郎を圧倒します。
戦闘中の黒死亡を一言で表すなら「武士」相手の戦略や技を素直に称賛します。特に無一郎に対しては、子孫という事もあってか「流石は我が末裔・・・」と感動すら覚えているようです。
本気で向かってくる相手には本気で返す。という礼儀を重んじる精神からも侍らしい黒死牟の価値観をみてとることができます。ただ一人の剣士として目の前の相手と純粋に向き合うのが黒死牟流なのでしょうね。
月の呼吸を使える元柱
黒死牟が使用する月の呼吸は、太刀筋に小さな三日月がいくつも散りばめられたエフェクトが印象的です。この細かな三日月状の刃が、鋭利な切れ味と目にもとまらぬスピードを可能にしているのでしょう。
その技の速さは、スピードをと緩急が持ち主の無一郎に「異次元の速さだ」といわしめるほど。一瞬で無一郎の腕を斬り落とし、玄弥の胴体を斬っていることからも、黒死牟の剣技がいかに練り上げられているかが伺いしれます。
雷の呼吸を血鬼術で威力きょうかしていた、獪岳 のケースから察するに、黒死牟が繰り出す血鬼術によってさらにパワーアップしているのです。
縁壱と巌勝
継国家は戦国時代の武家であり、巌勝と縁壱が産まれた当時は不吉とされた双子としてこの世に誕生しました。
そして縁壱には生まれつき痣があった為に気味悪がられて、忌み子として周囲に疎まれ殺されようとして いました。 縁壱は十歳になったら寺に出るという事を条件に生かされていたのです。
その間縁壱は後継ぎとなる双子の兄・巌勝とは差別されて育てられていたのです。 縁壱は母親ともども軟禁に近い生活を強いられていたようです。
しかしその事について縁壱は文句一つ言わなかったとされています。 巌勝は弟の不遇を密かに哀れんでいまいた。
時に一緒に遊んでいた所を父見られに咎められ殴打されても 巌勝は縁壱を兄弟として認識していたのでしょう。
そしてある日、差別されていた縁壱に巌勝が部屋を訪ねてくることがあった時のこと。 一緒に遊んでも物を与えたとしても父親の逆鱗に触れるため、その時に巌勝は自分で作った笛を縁壱に渡したのです。 縁壱は感情を知らずしてか押し殺してかは不明ですが、ずっとそうして生きていたからでしょう。
その時に縁壱が喜びを表情に出すことはありませんでした。しかしその笛が縁壱の宝物となったのです。
剣の稽古をしている巌勝と見ているだけの縁壱に運命の瞬間が訪れる事になります。 縁壱が巌勝に話しかけ 巌勝はその時生まれて初めて縁壱の声を聞いたのでした。
なんと感情を殺し、自らの存在を打ち消すように過ごしていた縁壱は耳が聞こえない物だと巌勝は思い、また周囲もそう思っていたのです。
縁壱はその時、巌勝に言って笑顔をみせました。しかし 初めて見せた縁壱の笑顔は、巌勝にとっては気味が悪いように感じられてしまう事に・・・。
兄の剣の指南役が口頭で剣の振り方を縁壱に教え、試しに自分に打ち込むように縁壱に言った事が始まりになります。
もちろん縁壱は剣とは無縁の場所にいました。 しかし次の瞬間、縁壱は無意識にも兄の剣の指南役を倒してしまい、初心者の縁壱が完勝という形をおさめてしまう結果となりました。 心優しい縁壱にとって人を倒すという行為が嫌だったのかもしれませんし、兄の二番手でありたいと願っていたのかもしれません。
縁壱の才能が兄を含めて周りに知られてしまう事になってしまい、継国家には後継ぎ問題が生じてしまうことに。 この頃から巌勝には縁壱への強い嫉妬感を抱くようになります。
縁壱への嫉妬と再開
母が亡くなったことで予定より早く家を出ることにした縁壱。 母が生前残していた日記には縁壱が後継ぎになる事を見越して、予定より早く家を出ること。
母親の病状を知っていてずっと母親の左側に寄り添っていたこと。 縁壱が出て行き、母の日記を読んだ巌勝は嫉妬で全身が焼けつくほど、縁壱という天才を心の底から憎悪することになるのでした。
縁壱のことを忘れ黒死牟には平穏な暮らしが訪れ、家庭ももち子供もおり、平穏な暮らしを送っていた。 しかしある日黒死牟が野営をしていた地が鬼に襲われてしまう。命の覚悟をした黒死牟を助け、目の前に現れたのは何と、縁壱だった。
昔と比べて剣技が格段に高められ、鬼をも容易に倒す成長を見せていた縁壱。 縁壱は鬼狩りの道へと進み、自分の到着が遅れ家来を死なせた事をわびるのでした。
剣技だけでなく、人格者へと変貌していた縁壱に、黒死牟の嫉妬や憎悪が再び燃え上がることになってしまうことに。
無惨との出会い
縁壱によって命を助けられた黒死牟。 その剣技を自分のものにしたい!自分より優れた縁壱が許せない! 黒死牟は家族をも捨て、縁壱と同じ鬼狩りの道へと進むことになるのです。
この時縁壱は、自分の会得した呼吸法を他の鬼狩りに教えていました。 縁壱の呼吸法から個人に合わせたさまざまな呼吸法が生まれていったのです。
痣が発言するものまで表れ、鬼狩りの戦力は増強していきました。 修行をしていくうちに黒死牟にも痣が表れました。 縁壱のように日の呼吸を使う事はできなかったが、黒死牟は月の呼吸を獲得することができました。
黒死牟は苦悩しながらも、いつか縁壱に追いつき追いぬこうともがいていました。 しかし痣を発言されていた者が次々と亡くなっていく。 痣を発言させることは寿命の前借だという事に気づくことになるのです。 黒死牟の寿命もそう長くない事を悟ったもです。
黒死牟は嘆きまいた。 自分には鍛錬をする時間も残されていない。 未来も長くない。 絶望に暮れる黒死牟の前に何と、無惨が現れることになるのです。
黒死牟の心の奥につけこんだ無惨は、「鬼になれば無限の時を生きられる」と言葉たくみに操ります。 そして黒死牟もこれを受け入れてしまうのでした。 そして無惨の片腕として、さまざまな悪行をこなしていったのです。
縁壱と再会した過去
黒死牟が鬼となって約60年が過ぎようとしていました。 そこで80歳を超える老人の姿となった縁壱と再会することになるのです。
痣者は25歳までに亡くなるにも関わらず縁壱は生きていました。( これは生まれ持っての痣の持ち主は年齢のリミッターが外れるという事か、詳しい情報はまだ入ってきていない。)
縁壱は鬼になった黒死牟に気づいて「お労しや 兄上」 と憐れみにも近い言葉をかけられたのでした。 黒死牟は老人になった縁壱からも威圧感を感じました。
どうして縁壱が特別な存在なのか・・・。 どうして縁壱だけが寵愛をうけるのか・・・ 。 どうしてこの世の理の外にいられるのか・・・ 。
黒死牟の心に思いあがる今までの嫉妬や憎悪。 しかし鬼になった黒死牟も老人となった縁壱にはまだ叶わないのです。
黒死牟は頸を斬られる覚悟をした。 しかし次の瞬間、縁壱の寿命が尽きていたのです。最後まで圧倒的な強さを見せた縁壱。
黒死牟や無惨であえも勝つことさえ、ましてや傷つける事さえできなかった、最強の剣士縁壱。
そして縁壱の着物の中から出てきたものは、幼き日、兄弟として過ごした日々に黒死牟が縁壱に作ってあげた「笛」だったのです。
世間の声
まとめ【鬼滅の刃】黒死牟の正体を考察【最新情報】
今回は【鬼滅の刃】黒死牟の正体を考察【最新情報】 について検証してみました。
縁壱の双子の兄弟黒死牟。時代背景からみて縁壱への嫉妬や自分の剣技が許せなかったのでしょう。上弦の壱の座を不動のものとし、月の呼吸を使う剣士、鬼です。日の呼吸縁壱と対して月の呼吸を使う 黒死牟 。
このあたりもワニ先生がどれだけ神話や古事記を参考にしているかが読みとれますね!
黒死牟 は無惨の右手としても重要な役割をしてきましたが、鬼にならずとも・・・と思ってしまいます。縁壱との最後も深い物語です。
縁壱の大切なもの、それは双子の兄である巖勝との想いでの品でした。
今回も最後まで御愛読ありがとうございます!
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