今回は珠世(たまよ)と愈史郎(ゆしろう)の鬼になった理由や茶々丸(ちゃちゃまる)を鬼に変えた理由を解説したいと思います。
この中では私の考察と感想を含み紹介しますので、最後までお付き合い宜しくお願いいたします。
今回から少し趣向を変えて2人づつの紹介をしていきたいと思います。共闘した敵や連携技なども紹介したいと思います。
では【鬼滅の刃】珠世(たまよ)と愈史郎(ゆしろう)の鬼になった理由や茶々丸(ちゃちゃまる)を鬼に変えた理由を考察!についてみていきましょう!
親愛:大切な人のそばにいたい・・・鬼になった理由は二人とも同じ
珠世は人を鬼にする際、鬼になってでも生き永らえたいか否かという意思を本人に確認していました。
そう考えると、愈史郎には鬼になってまでも叶えたい夢や目標があったのでしょうか。
しかしながら愈史郎は珠世の手によって唯一鬼となったにもかかわらず、元の生活に戻るでも、夢を追いかけるでもなく、珠世の助手を務めていまいた。
おそらく、珠世のそばでともに生きることこそが愈史郎の最大の願い、生きる意味だったのでしょう。
珠世が鬼化処置を施すのは不治の病などで死期が迫る人にだけ。3巻19話の回想シーンから、かつての愈史郎も病が原因で余命幾ばくもない状態だったのだと考えられます。
すでに生をあきらめて、静かに死を待っていたのかもしれません。しかし、医師の珠世が目の前に現れた瞬間、愈史郎の世界が珠世一色に変わったのは確かなこと。
珠世のそばにいたいという一心っで鬼になる覚悟をしたのかもしれません。
珠世とずっと寄り添っていたいがために鬼になった愈史郎と、夫や子供と一緒にいたくて鬼になった珠世。
大切な人のそばにいたくて鬼になったという共通の経緯が、二人の絆を強めていたのかもしれませんね。
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慈愛:猫の茶々丸を鬼に変えた愈史郎・珠世がそれを容認したわけとは?
珠世の遣い猫として、炭治郎が採取した鬼の血の運搬役を担っていた茶々丸。無限城戦の直前に愈史郎の手によって鬼に変えられていたことが判明しました。
さて、ここで引っかかるのが珠世の”ルール”の存在です。珠世は本人の承諾なしに人を鬼に変えません。
珠世の中では、鬼に変える行為は余命幾ばくもない人間に施す最終手段という位置づけ。
茶々丸は猫なので当然意思疎通は不可能です。珠世が茶々丸の鬼化に賛成したとは考えにくいですよね。
そんな珠世が茶々丸の鬼化を許したのは、愈史郎の今後を案じていたのかもしれません。
鬼である愈史郎は、何百年何千年という長い年月を生きて行くことになります。炭治郎たち人間と永遠に一緒にいることは不可能です。
自分の死後、愈史郎がひとりぼっちにならないように・・・。珠世はそんな思いから、茶々丸の鬼化を黙認したのではないでしょうか。
200年以上の時を生きてきた珠世は患者との関わりこそあれど、愈史郎が現れるまではひとりで生きてきたはずです。
自身の体験も相まって、愈史郎に同じ思いをしてほしくなかったのかもしれません。
21巻のカバーを剥ぐと、表紙には愈史郎が珠世の手を取り、髪に唇を寄せている様子が描かれています。
実は2巻の総扉では逆。珠世が愈史郎の手を取り、髪に口づけています。髪へのキスは愛おしさや思慕の念を表すそうです。
愈史郎の想いとは種類が異なるかもしれませんが、珠世も愈史郎を大切に思い、幸せを祈っていたに違いありません。
▼出会い▼
不明だが、人間だった愈史郎を珠世が診察した時だと思われる
▼共闘し相対した敵▼
矢琶羽&朱紗丸
鬼舞辻無惨(珠世は無惨に薬を投与し愈史郎は鬼殺隊を援護した
【鬼滅の刃】珠世(たまよ)と愈史郎(ゆしろう)の鬼になった理由や茶々丸(ちゃちゃまる)を鬼に変えた理由を考察
今回は【鬼滅の刃】珠世(たまよ)と愈史郎(ゆしろう)の鬼になった理由や茶々丸(ちゃちゃまる)を鬼に変えた理由を考察してみました。
珠世は夫と子供もそばにいたかった為、愈史郎はきっと珠世のそばにいたかった為、お互い大切な人のそばにいたかったからです。
しかし珠世には無惨への復讐心が愈史郎よりも、強く根深くありました。そこで自分が無惨との戦いで死んだとしても、愈史郎まで死んでしまわないように、愈史郎が1人にならないように、茶々丸の鬼化を許したのでしょうね。
かたちは違えども二人はお互いのことを思いあっていたことは確かでしょうね。
最後まで御愛読ありがとうございました。
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