予告番宣の時点で今クールのドラマは「これしかない!」
と意気込んで見始めました。
コロナ禍でドラマ飢餓を起こしていたのでもう水を吸う乾いた大地の様に毎週
満たされては乾き満たされては乾き…を続けています。
人気ドラマ「竜の道」です。
シリアスタッチな作品にW主演のお二方の悩み具合がいいです。
内容的には大分佳境に入ってきた感がありますが、最終回が気になりまくっています。
その理由もネタバレも含めて悲しいですが偏見にまみれた独自考察を紹介します。
ご自分の予想と比べて楽しんでいただけたら嬉しいです。

「竜の道」原作について
関テレ・フジテレビ系、4月 火曜9時ドラマ
「竜の道」に出演します。ぜひご覧ください!https://t.co/ty5I81Ymuz— 西郷輝彦 (@teruhikosaigo) March 10, 2020
活字を読むのと視覚から入るものは印象的にかなり差がでますよね。
例にもれず原作と映像化されたドラマは量こそ異なりますが違いがあります。
あらすじ
運送会社を営む両親。
将来は二人で継いでほしいと竜一竜二の双子。
妹美佐を含む5人家族矢幡家。(実は養父母)
キリシマ急便を経営する霧島源平に騙された形で会社を乗っ取られそれを苦に両親は自殺してしまいます。
3人の子供は幼い頃両親がいないことでさらに辛酸をなめたので双子の兄たちは全てを奪った元凶であるキリシマ急便、霧島源平を必ず潰すと復讐に燃えるのです。
原作もテレビドラマもおおまかなあらすじはこれです。
原作との違い
圧倒的に違うのは美佐が盲目かそうでないかです。
どこか不自由なところがあると他の感覚が研ぎ澄まされ超自然的な力を発揮することがあります。
美佐の場合盲目ゆえに健常者が見る事のできないことを見れる能力が備わりました。
それゆえに周りの人の職業を言い当てたり、ここが一番のネックですが兄竜一の生存を確信するのです。
ドラマでは普通に見えているので話しているうちになんとなく感じるくらいなら500歩譲って竜一のこともわかると思いますが
それだけ鋭いと竜二の気持ちもわかってしまうのでは?と邪推してしまいますよね。
そしてもう一つ重要な点が。
原作は完了せずに著者の白川道さんが亡くなられているのでドラマではどう完結するのかがわからないという点です。
最終回独自考察
見所満載な「竜の道」ですが、結末を考えると復讐は果たされるのか?竜一は罪に問われないのか?竜二と美佐はどうなるのか?
これらに完結をみないことには見終わることはできません。
先に書きましたが原作が完了していないのでどこまで視聴者の期待に応え、原作者の意向に沿えるかが見どころです。
この3つの結末を独自考察して紹介します。
復讐は果たされるのか?
かなり周到に変更を加え、竜一は罪を犯しながらも顔を変えお金を積んで裏社会に身を染めて燃えています。
竜二も表から上り詰めて色々しがらみがありますが竜一と二人詰んできています。
仇の息子の取り入りにも成功しているので最も効果的な方法で自らも血を流しながら復讐は果たされるのではないかと考えています。
最も効果的な方法というのは身内であり駒としても使ってきていましたが息子に裏切られるという結末です。
竜一は罪に問われないのか?
先に書きましたが血を流しながらというのは竜一が公的に裁かれるのではなく顔を変えている、名前を変えているところからほころびが出て裏社会のしがらみで
復讐の結末を見ずに命を落としてしまうのではないかと思うのです。
いくら外見等を変えてみても人間の持っている本質は変えられません。
竜一は妹や弟思いの優しい人間で罪を犯したことにも自ら深く傷つき、さらには永い時をかけて復讐を思い続けている様は言葉は違うかもしれませんが誠実ささえ感じさせるのです。
お金や外見だけで信頼を得ることは難しいことです。目的は間違っているかもしれませんがそれができる竜一は魅力的な人間であると思われます。
裏社会のボスが言っているように復讐なんてものは必ず周りを巻き込むものだとはまさにその通りで竜一の苦悩は計り知れません。
仕方ありませんが悲劇ですね。
竜二と美佐はどうなるのか?
美佐に兄妹以上の感情を持つ竜二。
途中から「あら?」と見ていた人はみんな思ってしまうほどバレバレな感情です。
血のつながりはありませんが兄妹の恋愛感情的な展開は望んでいません。
美佐には当然ながら恋愛感情を持っているような様子も見えません。
逆に竜一の方が兄とは知らず偶然出会うのでやはり「あら?」と思ってしまうシーンがありました。
竜一竜二は美佐から離れたところで復讐を果たそうとしているのですが色々かぶった竜一が一人だけ不幸でいくら美佐のためとはいえ二人が素敵な関係になるのはあまりにも
ひどすぎますっ
なので最終的には双子二人は命を落とし美佐だけが寂しさの中幸せに向かって歩いていくという結末を予想します。
まとめ
ジャンルでいうと「竜の道」はハードボイルドになるそうです。
確かに復讐という重いテーマではありますが、さわやかな主演のお二方に加え
個性的な俳優さんが脇を固めていて重いだけではないおもしろさがあります。
役柄的にはそこまでやってほしくない方もいますが好みなのでこのへんにしておきます。
よくある相棒ものではない二人にまだまだ胸躍らせる日々です。
最後までご覧いただきありがとうございました。


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