2020年4月に半沢直樹が帰ってきます。シリーズとしてはシーズン2となります。
では今回紹介するのは原作となっている
今回はどのような“倍返し”をされるのか、今から楽しみですよね。
初めにテレビドラマ化されたのはなんと7年前と、月日が経つのは早いものですね。
前回の放送から知っている方も多いかと思いますが、原作はあの、池井戸潤が書いた小説ですね。
TBSで過去にテレビドラマ化されている「陸王」や「ルーズヴェルト・ゲーム」、有名な作品で筆者も知っている「下町ロケット」など、話題になったドラマをたくさん排出している、人気作家ですね。
前回のテレビドラマを機に原作を読んだことがあるという方は、もう既に「半沢直樹2」のドラマ展開が分かってしまっているという方もいるかもしれません!ドラマの今後の展開やネタバレが分かってしまうかも?!
今回は、ネタバレに繋がってしまうかもしれませんが、池井戸潤が書いている「半沢直樹2」の原作を深堀りしていきたいと思います。
『半沢直樹2』の原作者を紹介
『半沢直樹2』の原作者は、前項にも述べましたが、池井戸潤ですね。
池井戸潤は、「下町ロケット」が有名な作品だと筆者は思っています。この本をきっかけにこの作家の名前を知りました。
実は、江戸川乱歩賞や吉川英治文学新人賞、直木三十五賞を受賞したことがある実力派作家ですね。
筆者が知っている「下町ロケット」も、第145回直木賞受賞作品のようです。
もともと銀行員であった経歴を生かして、今回の『半沢直樹』シリーズを描いたようです。専門的な話がとても組み込まれており、内容的には少し難しいですが、ドラマの内容に引き込まれるこの『半沢直樹』ドラマ。
経験がとても活かされていますよね。
『半沢直樹2』原作本を紹介
『半沢直樹2』の原作って、半沢直樹じゃないの?
原作本の題名には実は『半沢直樹』という題名は付いていないんです。
知っていましたか?
実は知らない方もいらっしゃるかと思います。
前回の2013年版のテレビドラマの内容を描いている本は、「オレたちバブル入行組」と「オレたち花のバブル組」という題名の本が原作となっています。
テレビドラマで有名なので、本屋さんに行くと「半沢直樹」のドラマ紹介とともに並んでいるかと思いますが、「半沢直樹」という名前だけで本を探しても出てこないと思いますので注意してくださいね(笑)
今回の、2020年版の「半沢直樹2」は「ロスジャネの逆襲」と「銀翼のイカロス」という題名の本が原作のようですね。
ドラマが始まる前に予習したいなと思っている方がいましたら、是非、本屋さんで探してみてくださいね。
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原作本の内容を紹介≪ネタバレ注意≫
2020年版の原作本である、「ロスジャネの逆襲」「銀翼のイカロス」の内容について紹介していきたいと思います。
[voice icon=”https://shumi-katu.net/wp-content/uploads/2020/04/youngwoman_42.png” name=”かおりん” type=”l”]ネタバレ注意!![/voice]「ロスジャネの逆襲」=「半沢直樹2」第一部原作となる!
時代は2004年、半沢直樹は子会社の東京セントラル証券に出向となり約2ヶ月が経過。
同社を訪れた電脳雑技集団(電脳)の平山社長夫婦が東京スパイラルを買収し、その上でアドバイザーとなって欲しいと申し入れてくることから始まります。
この買収は敵対的買収になることが考えられましたが、東京セントラル証券側は業歴が浅く、大型買収のノウハウも持ち合わせていないため、はじめは半沢は乗り気ではありませんでした。しかし、部下の諸田が今回の案件は巨額の手数料が入る大きなチャンスであり、これを逃すまいと部下たちで編成したアドバイザーチームでスキルを練らせていました。
それまで電脳の営業担当を務めてきた森山がチームから外されたことに納得いかず。三木率いるチームのスキームは一向にまとまらず、内容を伝えに行った時にはすでに手遅れで、対応の遅さにしびれを切らした平山から契約破棄を言われてしまいます。
三木に任せきりにしていた半沢は責任を感じ、社長の叱咤を一身に受けますが、その日の夜、同期の渡真利忍から、銀行の証券営業部が電脳と買収のアドバイザー契約を結んだことを知ることとなりました。
[voice icon=”https://shumi-katu.net/wp-content/uploads/2020/04/youngwoman_37.png” name=”女性” type=”l”]つまり、東京セントラル証券は利用されたってこと?[/voice]対応の遅さは単なる口実に過ぎず、銀行がメインバンクの立場を利用して子会社の大仕事を“横取り”したという事実は、東京セントラル証券の内部に情報をリークした人物がいるのではないかとと考えられました。
銀行の益に利することなのだから銀行からの出向者がやったことだろうと怒りを露わにする森山に、半沢は約束します。
「この借りは必ず返す。やられたら倍返しだ。」
半沢と森山はこの買収劇の裏に真実が隠されているを知る由もなく―。
[voice icon=”https://shumi-katu.net/wp-content/uploads/2020/04/youngwoman_42.png” name=”かおりん” type=”l”]やっぱりこのセリフはかかせないのね(笑)[/voice]「銀翼のイカロス」=「半沢直樹2」第二部原作となる!
帝国航空は業績悪化によって二度にわたり再建計画の下方修正を行うが業績回復の兆しが見られずにいました。時の政権与党、憲民党がようやく重い腰を上げて「帝国航空経営改善の為の有識者会議」を発足させ再建計画を練りましたが、計画は一向にまとまらずにいました。
帝国航空に対して700億円声の融資をしている東京中央銀行では不良債権融資先の債権管理を審査部が担当していましたが、東京中央銀行でも、帝国航空の再建計画がまとまる気配はなく、途方に暮れていました。
このまま帝国航空の業績悪化続くと経営破綻し、債権回収が困難となることを懸念した中野渡頭取は役員会で営業第二部部長の内藤寛を通じて、過去に伊勢島ホテルの再建実績のある半沢に対し帝国航空修正再建案のフォローをするよう同社の再建担当になるよう命じます。
審査部は旧Tの旗頭である常務取締役である紀本平八、その部下で同じく旧Tの審査部次長である曽根崎雄也が帝国航空を旧T時代より長年担当しており、急Sの行員が多数を占める営業第二部への担当替えを「様子外し」と見なし快く思っていませんでした。
一方、帝国航空では社長の神谷巌夫、財務部長の山久登の両名は利益よりも大義を優先しており、経営危機にあることを自覚していませんでした。
曽根崎が帝国航空となれ合いの関係を続けていたことを知った半沢は毅然とした態度で挑み、このままでは追加融資は出来ない事、大義より利益を優先するべきであることを伝えたうえで、地に足の着いた抜本的なリストラや赤字路線の廃止を含めた経営再建案を提示します。後がないと認識した帝国航空は渋々ながらも半沢の再建案を受け入れることとなります。
しかし、政権が憲民党から進政党へ代わり、新たに国土交通大臣に就任した進政党の白井亜希子によって帝国航空の再建案は白紙撤回され、諮問機関「帝国航空再生タスクフォース」が立ち上げられることとなります。
タスクフォースのリーダーで腕利きの弁護士でもある乃原正太は経営再建案として帝国航空に融資している全金融機関に対して一律7割の債権放棄を求めらえます。
銀行によって不利益でしかなく、経営再建を正しく行うべきだと半沢は要求を拒絶しますが、常務である紀本はなぜか受け入れることを前提に行内で話を進めます。
[voice icon=”https://shumi-katu.net/wp-content/uploads/2020/04/youngwoman_37.png” name=”女性” type=”l”]銀行側は損しかないのに、何で受け入れちゃうの?[/voice]進政党の重鎮である箕部啓治代議士からの後ろ盾を得ていた白井は、政権交代による進政党のイメージ戦略の為に帝国航空の経営危機を利用し、乃原は弁護士として名を挙げることを目論んでいました。
それぞれの思惑が飛び交う中、半沢は帝国航空の再建担当として行内の紀本のみならず、進政党、タスクフォースという巨大な敵と真っ向から対立することとなります。
しかし、またしてもその裏には東京中央銀行の社会的信頼に関わる驚愕の事実が隠されており・・・ネタバレはここまでとしております。
詳しく知りたい方はこちら↓↓
今回の「半沢直樹2」政治との関わりもあったりするようで、ますます面白くなりそうですね?
まとめ
今回は、「半沢直樹2」原作をもとにしたあらすじやネタバレも紹介しました。
銀行に関わる巨大な権力の渦と闘う半沢直樹、今回は政治も関わる大きな敵からの攻撃に対し、どのような「倍返し」をするのか、楽しみですね。
2020年版の「半沢直樹2」も見逃せないこと間違いなしです。
原作をもとにドラマをみてもよし、ドラマを見ながら原作をはじめから読んでみても良し。
ドラマだけでなく原作本からと、色々な視点からも楽しむことが出来る『半沢直樹2』。
いろんな角度から楽しんでみてはいかがでしょうか。
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